サッポロビールは2015年4月22日のニュースリリースにて「極ZERO CHU-HI ゴクハイ」を同年6月16に発売すると発表しました。
サッポロビール(株)は、「サッポロ 極ZERO CHU-HI ゴクハイ」<レモン><グレープフルーツ>を2015年6月16日(火)より、全国で新発売します。
世界初(注1)プリン体0.00(注1)、糖質0(注2)、人工甘味料0の3つのゼロを実現し、市場に驚きある情報を発信し続ける「サッポロ極ZERO」が、今度はカテゴリーを横断し、伸長し続けるRTD(注3)市場に登場します。
この商品は、極ZEROブランドの約束である「プリン体 0.00(注4)」「糖質0」「人工甘味料0」の3つのゼロを達成し、すっきりと飲みやすい味わいで、気兼ねなくゴクゴク飲める機能系缶チューハイです。
当社調べでは、昨年の消費増税以降、新ジャンルからRTDへと流入が加速しており、そのお客様の多くが40代から50代の男性です。また男女とも45歳以上はプリン体ゼロを重視していることが分かりました。
当社は、この期待に応えるため3つのゼロの「極ZERO」ブランドをRTD市場に投入することで、需要を喚起し、市場を活性化していきます。(注1) 発泡酒において世界で初めて100ml当たりプリン体0.00mg、糖質ゼロ、人工甘味料不使用を実現した商品
です。(当社調べ)
(注2)栄養表示基準に基づき、100ml当たり糖質0.5g未満を「糖質0(ゼロ)」と表記しています。
(注3)Ready to Drinkの略
(注4)100ml当たりプリン体0.00mg(当社調べ)
極ZEROのチューハイ
サッポロはチューハイが弱いから「極ZERO」のブランドネームを使ってチューハイ市場での販売を伸ばしたいのでしょうけど・・・
味は発売前なので分かりませんが
色々酷い気がする。
① ネーミングセンスの無さ
正式名称が「極ZERO CHU-HI ゴクハイ」ですか。
文字にした時にすっごい気持ち悪い。
音にした時はまぁまぁまぁって所でしょうか。
分けると
「極ZERO CHU-HI」はキャッチフレーズ的な名称部分。
「ゴクハイ」は商品名。
と、言う感じで考えているんでしょうけど
パッケージを見てもどっちが商品名なのかわからない感じ。
商品名が2つ付いてるって言うか商品名として、まとまらないまま発売してしまう感じですよね。
極ZEROのチューハイとして売りたいけど、極ZEROの名前だけを前面に出したくないけど、極ZEROを前に出さないと売れない様な気もする的な迷いをこのネーミングには感じますね。
「極ZEROチューハイ」か「ゴクハイ」のどっちかで売れば良いモノの。
なんか酒メーカーによくありがちな、ただ長いアホっぽいネーミングを格好いいと勘違いしてる風潮がこの商品にも見え隠れしています。
しょーじき、「極ZERO CHU-HI」とか小さく表記して、メインの商品名「ゴクハイ」の文字を大きくし、CMを大量に流して耳で「極ZEROのチューハイ」だって事を覚えこませ、「ゴクハイ」とリンクさせた方が商品として成功しそうですけどね。
もしくは、ひねりとか何もなくても「極ZERO CHU-HI」のみに絞った方が、商品名がバラバラっとなっていて無駄に視線を引くものが無くて受け入れられやすいのではとも思う。
って、言うかネーミングの段階から「極ZERO」の功績を味がなくなるまでしがむ感じがして良い印象では無いのをメーカーは気がついてないんでしょうね。
素人目から見てもネーミング段階から色々酷い。
③ 商品内容とか企画内容が薄くて透けて見える
「極ZERO」が話題になったのは、新ジャンルやら発泡酒のビール類でプリン体ゼロを実現し商品化した事ですよね。
蒸留酒やらの元々プリン体含有量が低いものをベース使用しているのに、その説明なしで「プリン体ゼロ」だとか企業努力しました的なドヤ顔で表示したりしているチューハイ商品が最近多いですよね。
まあ、機能性の主張はモノを売る上では必要ですけど、元から入っていない物を、さも取り除きましたみたいな感じで意図的に勘違いさせようとする売り方とかイヤですね。
わざわざ「極ZERO」を持ちだしてくる辺り、「極ZERO」ブランドのイメージで売ろうと言う以外に、そう言う「企業努力しましたアピール」的なイメージをこの商品に付与させたいと思っているだろうと言うのは透けてみえますね。
「この商品は、極ZEROブランドの約束である「プリン体 0.00」「糖質0」「人工甘味料0」の3つのゼロを達成し、すっきりと飲みやすい味わいで、気兼ねなくゴクゴク飲める機能系缶チューハイです。」
と、あるけど、この程度の商品特徴を持った「チューハイ商品」と言うのはそこそこ有るワケで、イチイチとドヤ顔で主張する程の物では無い気がするんですよね。
商品特徴としても味が無くなってきている「極ZERO」をしがんで、しゃぶって、噛みたおしてって企画段階で人材が枯渇している様にも見えます。個人的な見解ですけど。
機能性、機能性と言うワリに酸味料や香料やビタミンCなどが入ってるけどそれが天然由来の物か人工物かも分からないワケ。
それらの全てが体に必ず影響を与えるとは言わないけど、「酸味料」「香料」としか書かれていない物を信じて良いのかってのはありますよね。
問題があったとしても摂取し過ぎるとお腹下すとか程度だとは思いますけど。
まあ、そんな事よりもやっぱり一番問題なのは安直で内容が薄い商品なのに「極ZERO」を出してきた事でハードルは上がってる辺りですよね。
機能性は主張してるけど、フレーバーへのこだわりなどは全く無いみたいだし。
「極ZERO」が機能性だけで良かったのはビール類だったからで、それをチューハイ系に持ってきただけ売れると本気でサッポロが思ってるなら出る前から失敗でしょう。
チューハイの人気って「基本的なコンセプト」+「フレーバーへの取り組みやこだわり」じゃないかなぁっと思っているのでコレだけで終わらない事を期待したい所です。
まとめ:今後に期待
ハッキリ言うとこのプレリリースを見た時に「サッポロって色々な部署にアホが散らばってそう」ってのが正直な感想でした。
前々からバカのひとつ覚えみたいな「世界初のゼロ」推しとか、ニュースリリースとかで小学生みたいなミスなどが多かったり、何か公表する前に確認とか基本的な事が出来ないダメな企業ってイメージでしたけど・・・・
よもや・・・ここまでとは・・・
まぁ。好きな商品も多いけど。
正直、この程度の商品は他のメーカーでも有るので、本気で売って行くなら新商品のご祝儀的な売上に一喜一憂せずにフレーバー開発などの努力をして欲しい物です。
サッポロのチューハイ商品がことごとく売れてなさそうなのって定期的で継続的なフレーバー開発をしてきてないからですよね。
単一のフレーバー商品とか当たっても、珍しいのは最初だけで定番化すると段々売れなくなるのは仕方ない事ですものね。
ネクターサワーとかキャッチーな商品もあるのにサッポロにチューハイのイメージが無いのって商品展開が酷いからだと思っています。
勝負は定番化した後なんですけどね。
他のジャンルの「極ZERO」の名前をチューハイ商品に持ってきて結果がご祝儀買いだけで終ったとしたら、それこそサッポロの開発アタマワルイって事になりますから。
継続的なフレーバー開発などしっかり頑張ってこれだけで終わらない様に期待したいですね。
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