サッポロビールは、2015年7月9日発表のニュースリリースにて、紙パックの梅酒シリーズ「梅のチカラシリーズ」の新商品「クエン酸でいきいき 白梅酒」を同年9月15日より新発売すると発表しました。
サッポロビール(株)は、ご好評いただいている機能プラス系梅酒「梅のチカラシリーズ」から「白梅酒」を2015年9月15日(火)より全国で新発売します。
本商品は、梅の成分であるクエン酸を1本あたり12,000mg含んでおり、健康意識の高い女性をターゲットとしています。梅酒本来の心地よい甘みがありながら、後味がすっきりとした味わいが特長で、透きとおった淡い色合いは、カクテルベースとしても最適です。
本年より展開している「梅のチカラシリーズ」は、ポリフェノールをプラスした「3種の贅沢ポリフェノール赤梅酒」や、梅エキスをプラスした「黒梅酒」が女性のお客様を中心にご好評いただき、前年比2割増と大きく伸長しています。
あらたに「白梅酒」を加えることで、幅広いお客様のニーズにお応えしていきます。
おしい!サッポロ!
サッポロビールと言うと、そんなに手を広げすぎず、種類や期間フレーバーなども多く作らず、黒ラベルと、エビスと、麦とホップ The gold の印象が強いですよね。
各ブランドを大切に育てていると言えばそうなのかも知れないけど、うがった見方をすれば商品開発力が弱い。
それ以外に何があるかと言うと、発泡酒で極ゼロとかくらいで、チューハイ系とかになるとパッと思いつかないですよね。
個人的には、サッポロのチューハイとか良い球を投げてくるなぁっと好きなんですけど、代表ブランドとなる様な商品でもメーカー自体の推しが弱かったりする気がします。
梅酒に関しては大手4社ともどっこいどっこいで、最近で言うとサントリーの「澄みわたる梅酒」がスマッシュヒットしましたけど・・・
梅酒=「チョーヤ梅酒株式会社」の印象が強すぎて、チョーヤ系の梅酒を手にとってしまう人も多いのではないでしょうか。
特に、スタンダードな「チョーヤ梅酒」と「ウメッシュ」の存在感は強烈で「チョーヤ梅酒株式会社」自身が、その超えられない壁に苦しんでいる気がします。
サントリーの「澄みわたる梅酒」がヒットした際には、早速パクってリスペクトして「透きとおる梅酒」を開発するなど、梅酒に関しては貪欲に追求する会社で、梅酒市場において「チョーヤ梅酒株式会社」の存在感を壊すのは容易では無いなぁっと思ったりするワケです。
まあ、そんな感じで個人的な印象を受ける梅酒と言うジャンルですが、意外と各社が商品を発売しています。
その中でも頑張っている印象なのがサッポロビール。
いつの間にか発売されていて、追加しないといけないなぁっと今回思った「男梅の酒(750ml瓶)」とか売れ線っぽい物も発売しています。
そして、サッポロの梅酒の中で、主戦力となっていそうなのがリーズナブルな印象の紙パックの梅酒商品。
その中でも、「梅のチカラシリーズ」は 2015年春に機能性っぽい梅酒商品をまとめてシリーズとしたもの。
ぶどう・しそ・うめ由来のポリフェノールを配合した「3種の贅沢ポリフェノール赤梅酒」
梅エキスをプラスした「黒梅酒」
以上の2商品でしたが、この9月に クエン酸を12,000mg配合した「白梅酒」が発売!
このシリーズで、梅酒関連を頑張っていこうとしている気がします!
だが・・・
おしい!サッポロ!
商品説明とネーミングがあまいです!
商品説明に関しては「黒梅酒」だけが あまい感じなんですけど・・・
ブランドサイトでも、今回のニュースリリースでも「黒梅酒」の説明として使われているのが
「梅エキスをプラスした」
まぁ。梅酒なんだから梅エキスは入っててもおかしくないよな・・・。だからなんだよ・・・。
でも、ブランドサイトを見ていくと分かるのが、「濃縮した梅エキス」が入っていると言う事。
バカなのだろうか・・・。
梅エキス入ってる → はぁ?梅酒だから梅エキスくらい入ってるだろJK! = ウリになってない
サイトで書いてても、パッケージに濃縮した梅エキスが入ってるって小さな文字で書いてても、そこまでは大半の人は見ないから、商品名などで「誰でも分かるように」濃縮梅エキスを使ってると 伝えて始めてウリになるんだと思うんですよね。
パッケージに書かれている「梅エキス仕上げの黒梅酒」を「濃縮 梅エキス仕上げの黒梅酒」と2文字入れるだけで何かカラダに良さそうな雰囲気!
商品特徴をブランドサイトで説明しなくても消費者に伝わると思うんですよね。
ニュースリリースでもそうなんですけど「梅エキスをプラスした「黒梅酒」」では一番ウリにしたい所を伝えきれてないんです。
あまーーーーーい!
日本人って「特濃」とか「濃厚」とかフレーズ好きな人多いんだから素直に「濃縮」って頭に付けておけば良いのに・・・。
「濃縮 梅エキス仕上げの黒梅酒」とか「濃縮 梅エキス仕上げ 黒梅酒」とか「濃縮 梅エキスの黒梅酒」にしとけば何か凄そうなのにね。
そして、問題のネーミング!
これらの商品の正式名称。
「3種の贅沢ポリフェノール 赤梅酒」
「黒梅酒」
「白梅酒」
先生!ブランド統一したのにネーミングが統一されていません!
しかも!新商品がネーミング合わせたのは「黒梅酒」です!
(´・ω・`)・・・。
正直、「アサヒ スーパードライ ドライプレミアム 煎りたてコクのプレミアム」みたいに「ドライ」に「ドライ」を重ねたり、「プレミアム」に「プレミアム」を重ねたり・・・
小学生の「スーパーウルトラ超絶最強ミラクルアターーーーーック!」的なネーミングは頭悪いなぁっと思うから やめるべきだし、GOサインを出す上司が止めるべきだと思うの。
でも、長いネーミングでも意味あるなら正式商品名が長くなるのは悪くないと思うの。
この3商品のパッケージに書かれているのが
「3種の贅沢ポリフェノール 赤梅酒」
「梅エキス仕上げの 黒梅酒」
「クエン酸でいきいき 白梅酒」
こっちを正式な商品名にした方が、パッケージのキャッチフレーズとして入れるだけより良くない?
サッポロ公式サイトの商品一覧ページでも、パッと見ただけでどう言う商品か伝わるし。
その商品を知らなかったり、興味の無かった人にも サイトを見た時に この商品がどう言う商品なのか伝わるワケです。
それ、切っ掛けで商品に興味を持つ人もいる可能性が高いワケで。
商品一覧ページで写真見ても「クエン酸でいきいき」とかキャッチフレーズ的な部分とか文字が潰れてよく見ないとわからないワケなんだし。
ホント、ネーミングの付け方あまいですよね・・・。
「梅エキス仕上げの 黒梅酒」
「クエン酸でいきいき 白梅酒」
「黒梅酒」
「白梅酒」
並べてみても、正式な商品名としてどっちが売れそうか素人でも分かるような・・・。
まあ、実際に この手の商品の主戦場になるのはスーパーとか実店舗だと思うのでパッケージで手にとった人だけが分かれば良いや的な考えかも知れないですけど、何キッカケで商品が売れるか分からないワケですから商品名のネーミングにはもう少し気を使われた方が良いと思いますね。
長すぎるキャッチフレーズを商品名に入れたり、無意味に長いのはどうかと思いますけど、このくらいの長さなら正式な商品名に入れ込んだ方が、検索で引っかかる幅も広がるでしょうに・・・。
取り敢えず、「○梅酒」で商品名を統一していくつもりなら「3種の贅沢ポリフェノール 赤梅酒」だけ長いのもキモチワルイのでシリーズのイメージ統一の為に「赤梅酒」と短くして欲しいですね。
それなら、勿体無い気もしますが納得はいきます。
そんな詰めが甘い「梅のチカラシリーズ」ですが、あまりしっかり見てない当サイトのアクセス解析を何となく見ている時に検索フレーズで見かけたりと意外と探されている方も多い商品です。
チョーヤ梅酒を越えるのは大変でしょうけど、なんやかんやで梅酒の人気って落ちてない印象なので頑張って頂きたい商品です。
【追記】
あ。そう言えば容量の設定も甘かったですね・・・。
1800mlサイズ オンリーってどうなんだろう・・・。
初見の商品を1800mlサイズで買いたいと思うかどうか。
よく考えれば良いのに。
シリーズの他の商品だと1000mlがあるのになぁ・・・。
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【1800ml紙パック】サッポロビール 梅エキス仕上げの黒梅酒
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【1000ml紙パック】サッポロビール 3種の贅沢ポリフェノール 赤梅酒
【1800ml紙パック】サッポロビール 3種の贅沢ポリフェノール 赤梅酒