お酒をネットで買うのは「お得」なの?


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ネットでお酒を買うのはお得なのか?
結論から言うと「人による」「物による」と言う所でしょうか。

普段からネットでお酒をケース買いする事の多い「酒楽の中の人」ですが、冷静に「お得」なのか考えてみましょう。

まず、基本的な事ですが、

ネットでお酒を買う際に「お得となる」のは「まとめ買い」の時が大半です。

地域限定で発売されているチューハイを一本だけどうしても試してみたい時などはあきらめて「送料」を払って下さい。

参考として「アサヒ スーパードライ 一本」の価格が「201円」と言う商品の送料は「630円」合計「831円」と言うのを見かけました。

富士山の山頂価格ですか!?

まあ、それは良いとして・・・

例えば、この条件で6本組み合わせ同梱で買うしても「送料」は「630円」でしょうから201円×6本+630円÷6本で一本あたり「306円」

どう考えても高いです。

同商品で24本1ケース送料込みの価格が「4418円」÷「24本」 = 一本「184円」と言う商品があります。

これは、普通に店での価格と比べてもいい勝負ではないでしょうか。

劇的に安いワケではないですが、家に持ち帰ると言う手間を考えると「お得」ですね。

これを踏まえると、ネットでコンビニでも売ってる様な商品を少数だけ買うのは「残念な人」以外のなにものでもありません。

関東地域で店舗展開されているカクヤスだとエリア内なら送料無料で1本から持ってきてくれるらしいのでエリア内の方は活用されても良いかも知れません。

昔ながらの御用聞きみたいな事をチェーン店でやってくれるってうらやましいです。

では、話を戻して地域限定の缶チューハイをどうしても飲みたいけど、ケースで買うのには抵抗がある場合はどうでしょう。

地域限定の缶チューハイとは言え150円くらいが妥当な値段でしょうか。

これにかかる「送料」を上の例から、そのまま使って考えると

缶チューハイに一本に「780円」

「地域限定の商品を試すためのコスト」と考えれば安いのではないでしょうか。

まあ、私はそこまでしないと思いますが。

例えば、関西在住の私が、この夏に流行った関東限定販売の「氷結アイススムージー」をどうしても試してみたいけどケース買いするのは・・・。

と、言った場合に、最低でも神奈川まで出張らないといけません。

ヤツはコンビニ限定と言う事でネットには全然流れませんでしたから本気で試したかったらこう言う行動をしなければいけなかったワケで・・・。

まあ、さすがにそれだけの為に神奈川まで行くことはないと思いますが、深夜バスとか考えても6000円くらいでしょうか。

と思ったらやす!神奈川まで3500円とか!日によるとは言えそれでもどの日も5000円切ってるとか!

バス会社・・・。これは、ダメだろJK・・・

と、話がそれましたが、深夜バス特別価格でもその値段はダメだろと言う金額は置いておくとして「3500円+商品代金(150円~高くて300円くらい?)」ですか。

気分的に納得いかない所はありますが地域限定のお酒が「550円程度の送料++商品代金」で買えるなら「お得」と言える部分ではないでしょうか。

この辺りが「物による」と言う部分です。

つまり、何を持ってメリットとするか。

ここが肝です。

値段だけの話をすると・・・

私の周りのお店の話になりますが、セール品以外はネットでも近くのお店でもあまり変わりない気がします。
細かな差が有りますが、物によっては送料も含めてネットの方が安いと思う事も有れば、仕事帰りに立ち寄ったリカーショップの方が安い場合も有るので様々です。
※こういう時に本体サイトの「酒楽-SAKERAKU-」を使って、お店の値段と比べる事も多かったりします。

ですが、深夜勤なども多い私としては自宅での受け取りや、近くのコンビニ受け取れる「Amazon」や「クロネコメンバーズのコンビニ受け取りサービス」は、ネットでの買い物のおおきなメリットとなっています。

さすがに朝の6時からリカーショップは開店してないですし、家に帰って4時間待って買い物に行くのも億劫です。

また、移動が主にバス+電車なので仕事の帰り道に1ケース買いするのも結構シンドかったりと言う面も考えると「送料」はあまり気にならなくなる部分です。

平均的な送料が私の住んでいる地域だと「550円」くらい。

無理して店に買いに行くよりも「550円」の送料を想定した上、ネットで頼んだ方が「楽ちん」であると言うのはかなりのメリットです。

店で宅配サービスしてても、色々と書かされたり、その日に持ってきてくれなかったりと面倒な事の方が多かったりしますものね。

実際にネットで買い物をする人は、「楽ちん」と言うメリットを基礎として「お得」だと感じた物を購入される方が多数ではないでしょうか。

コンビニ受け取りに関してはショップの配送方法などによるので安定してサービスを享受できないのが残念な面ではありますが。

ただ、「送料」と言うのはネットでの買い物においてネックとかんがえる人も多いでしょう。

確かに「550円」あればお昼を一食頂ける金額ですから「お金」と言う面に関してどうしても切り詰めないといけない人にとっては大問題かも知れません。

まあ、お酒は嗜好品ですから飲まないと言う選択肢も考えられますが、それを言ってしまってはアレですので、かんがえないことにして話を進めます。

「うちは奥さんが家を守ってるから頼んで買ってきてもらおう!」

と、言う方も少し考えてみましょう。

ネットを使わなくてもセール品など電話とかで注文を受け付けてくれて、無料で配送してくれる関東のカクヤスみたいなお店が有るなら、そのサービスを使わないと言うのは勿体無いです。

私も住んでいる地域にそう言うサービスが有ればそっちをまずチェックして使うと思うのでガンガン使って下さい。

でも、日本の大半でそう言うサービスを使いやすく展開されているチェーンや個人店は少ないのは事実。

個人店でも、父ちゃんが頑張って立ち上げて切り盛りしてた店をバカ息子が引き継いでボヘーっとただ店の維持してるだけと言う店ばかりではありません。
※うちの近くの酒屋は先代が亡くなられて息子の代になってから凄く酷かったります・・・。おばちゃんもそこそこの歳なので逝ってしまわれた後にどうなるか考えると・・・。

例えば前に住んでた所の個人店では、立ち飲み(いわゆるイートインですな)も併設(と、言ってもお店のレジのカウンター)しており、おっちゃんにオススメのお酒とか聞いたり話をしながらお酒を楽しんで、気に入ったお酒があったら一升瓶やら750ml瓶やら洋酒をボトルで買ったりと言うお店がありました。

単にお酒が好きなおっちゃんが昼間から店先で飲める仕組みなだけだったワケですが、気に入っておりおっちゃんの人柄もあいまって、普通に定価で買い物をしていたのは良い思い出です。

定価でも買っても良いと思えるお店や、サービスや価格でメリットを感じるリカーショップなどネット以外で買うメリットが有ればそちらを利用すると言うのは当然の事なのでドンドン活用しましょう。

ただ、そこまでメリットを感じる店やサービスが無かったり、不規則な時間帯で仕事をする人などにはネットでのお酒購入は大きな味方になります

では、逆にネットでお酒を買う際の「メリット」について考えてみましょう。

先にも何度かいっていますが「送料」をどう考えるか。

「大きな物を運ぶ」という行動には「コスト」がかかります。

「うちは奥さんが家を守ってるから車で行ってきてもらって買ってきてもらおう!」

とか、安易に考えてる旦那さん。

見えにくいですが、ここにもコストがかかっています。

極端な例と個人的な意見で話を進める事になりますが・・・

エコエコ!エコエコ!と言う奥さんが、毎日 自動車でお買い物に行かれるのを知っています。
エコバック持って。

エコバック(笑)と言う感じですよね。ホント。

意識されていないのでしょうが自動車で出かけると言う事は、電気自動車だろうがハイブリットだろうが、エネルギーを使うと言う事は、どこかでCO2が排出されています。
それこそ、バスの本数も何時間に1本。自動車がなければ移動が困難だと言う地域なら仕方ないですが、普通の地域ならバスで移動された方が地球にやさしいのは皆さんもご承知でしょう。
一人の移動で1台の自動車を動かすのに対して、複数人乗り合いのバス。どっちがエネルギー効率が良いでしょうか。
考えれば分かりますよね。

まあ、エコはどうでも良いのですが。

ハイブリットや電気自動車。

燃費が良いとは言っても。そこには先払いしているガソリン代や電気代がかかっているワケです。

これが非常に見えにくい。そのうえ運転して出かけると言う手間もかかるワケです。

加えて、奥さんは普段の買い物よりも重い荷物を持って「お店から車」「駐車場から家の中」まで移動しないといけません。

それも「コスト」です。

現在、家事に報酬が発生しないとしても、奥さんは普段の家事やら買い物以上の労働を行っています。

気軽に「なぁ。今日これ安いから買ってきておいて」だけで、家に帰ってきて「おう。ごくろさん」だけでテキトーに飲み散らかして良いと思っているなら、奥さんはそれ以上の労働をされています。

例え二人とも飲むとしても旦那さんがこんな態度だと、奥さんが旦那さんへ抱くヘイト値はガンガン上がって行くことでしょう。

最低限でも「ありがとう。重かっただろ?ごめんな。休みの時なら俺が行くんだけど。」くらいの気持ちのこもったお礼の言葉。

肩を揉んであげたり、前戯から丁寧にご奉仕するくらいの夜のお勤めをこなす。

こういった行動でのお礼を奥さんにするべきです。

すべきです!

そう言う気遣いが出来てない方や、照れくさい方は、ケース買いを頼もうと思った時に「ビールをケースで買ってききてもらうのも大変そうだから一度ネットとかで頼んでみる?」とか提案してみては如何でしょうか。

聞くだけでも旦那さんの株は少し上がるでしょう。

結局、お店に買いに行くとなっても二人で話し合った事ですし、旦那が気にしてくれている事も分かるワケですから悪い気はしないでしょうか。

さあ!そんな夫婦の営みは置いておいて!「送料」です!

また、長い前置きでしたが、物を運ぶと言うのには多かれ少なかれコストがかかっています。

ネットでの「送料」が高いか?安いか?

私の場合、住んでいる地域の平均的な送料は「550円」くらいですが、深夜勤などもあるので「24時間受け付け」てくれて「2、3日で自宅や自宅の近くのコンビニに届く」と言うメリットを考えると、送料を含めた価格が同じくらいならネットで購入しますし、送料を含めた値段が極端に高くない限りメリットだと考えるでしょう。

納得出来る「送料」を含めた値段という判断。

つまり「安い」と言う事になります。

逆に、夫婦仲も良くて、気遣いもバッチリなご家庭の場合。

「ネットで「550円」払ってまで通販しなくても、私は買ってくるから良いよヾ(*´ω`*)」

と奥さんが言ってくれるなら「550円」と言う送料は「高い」と言う事になるでしょう。

この辺りが「人による」部分でしょう。

自分やご家庭によってのメリットを考えた上でネットを始めとするサービスをどの様に活用すれば一番「お得なのか?」と考えて頂くのがネットでの買い物で損をしないポイントでしょう。

「ネットでの買い物はお得」と言う間違った認識が定着している気がします。

実際には「ネットでの買い物はお得な物も多い」ですね。

一番のメリットは「ネットでの買い物は便利な事が多い」と言う点ではないでしょうか。

最後に、お酒をネットで買う最大のメリットを考えてみたいと思います。

前の方で少し触れましたが、「氷結アイススムージー」の様に近くの店に売ってない物(ネットに出回っていると言う前提はあるけど)が買えると言う点。

これが最大のメリットな気がしますね。

容量違いを含めてですが「酒楽-SAKERAKU-」では「約2200種類」のお酒の価格比較が出来ます。

その中で「ビール」から「ハイボール」までのジャンルで「約880種類」

それに対して「梅酒」は「約1400種類」

「梅酒」だけで「約1400種類」です。

まあ、容量違いを考えて半分に割っても相当な種類です。

これに日本酒そのほかも含めて考えると・・・。

とても、お店に全部は置けません。

「それがどうしても飲みたい!」

と、なった時にお店に注文するとしても3日~1週間程度は時間がかかります。

ネットなら、在庫さえ有れば本州とか3日くらいで配達地域には届いているでしょう。

欲しい商品が安く手に入る可能性と、手軽に価格比較も出来る利便性。

そして、その商品を購入出来ると言うメリットは大きいです。

お酒をネットで買うのは「お得」だとは一概には言えません。

安く売られているのは企業努力の部分ですので、全てにそれを期待するのは間違いです。

価格だけでなく、その他のメリットを含めて一度考えて頂き、ご自身の環境ではどうなのかと言う判断をご自身でしてみてください。

その上で「欲しい商品」をネットで買うメリットが少ないなら、それは「損」だと言えます。

その上で「欲しい商品」をネットで買うメリットが多い場合は「お得」だと言えるでしょう。

「コネコネット」や「価格.com」でもそうですが、1番に表示されているショップが自分にとって本当に一番安いワケではありません。

「酒楽-SAKERAKU-」を含む価格比較サービスや「Amazon」「楽天」「Yahooショッピング」などショッピングサイトでの「安い順に並べる」とかソート機能を利用し、それを叩き台として、商品価格だけではない送料やポイント制度など、ほかの部分を含めて自分にとってのメリットとデメリットの判断を、自分ですると言う事が一番大事です。

さらには、普通にお店で買物するのと同じで・・・

ヾ(*´∀`*)ノ 最終的には自分で判断してね!

と、言う事です。

なんでも考えずにポチっちゃう人は、原野商法とかマンション投資詐欺とかでも「まさか、自分が騙されるとは・・・」とか騙されちゃうタイプだから注意してね!

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▼この記事を書いた人▼

個人で「お酒の価格比較サイト 酒楽-SAKERAKU-」と「酒楽-SAKERAKU-blog」を運営する中の人です。

この「酒楽-SAKERAKU-blog」では、メーカーで新商品などのニュースリリースが発行されたあとに、「お酒の価格比較サイト 酒楽-SAKERAKU-」のデータベースに追加して、価格情報・出品状況が確認出来るようになったアイテムの追加情報・更新情報をお知らせすると共に、ニュースリリースから読み取れる商品の特徴をまとめたり、ニュースリリース段階での個人的な商品の印象などを合わせて記事としています。

また、実際に飲んだお酒の感想記事も、たまにアップしているのでお酒選びの参考にして頂ければ幸いです。

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