機能性発泡酒4種を飲み比べてみた!


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まあ、どっかでやってそうですが、2014年9月2日に出揃った機能性発泡酒を飲み比べてみました!
2014年9月2日新発売 機能性発泡酒 4種類
なお、生活感あふれる背景やらはスルーして頂けるとありがたい。
また、感想についてはTVCMなどの仕込みの感想とは違い、本当に個人の感想ですので予めご了承下さい。

【アサヒビール】スーパーゼロ 機能性発泡酒(2014年9月2日新発売)
アサヒ スーパーゼロ(2014年9月2日新発売)
一口目はスーパードライっぽい味。
二口、三口と進めて行くたびに味よりも酔いだけが来る感じがするかも。

よく言えばサッパリとした味わい。
ビールだと味わいと一緒に酔いが回ってくる感じだと思うのだが、それが無い感じがする。

スーパードライとの違いと言うと、全体的に甘さがクチの中に残る様な気が・・・。
苦味はあまりないかも。

有りか無しかで言うと、無いワケではないけどスーパードライの味を期待しすぎるとガッカリするので、全く別物と言う認識で飲むことをオススメ。
アサヒビール社の商品ページを改めて見ましたが、本格的な味わいの基準が「スーパードライ」なら【本格的な味わい】と言う点では妥協したと判断されても仕方ない感じ。

「味」と言う点ではまあ・・・。合格点かな?
結構、飲みやすいのでビールが苦手な人でも飲みやすいんじゃないかな?と言う感じです。
一瞬のスーパードライ感 → ほのかな苦味 → 甘さと発泡酒っぽいアルコールの感じ
ただ、何を持って本格的とするのかは分かりませんが、スーパードライの味は期待しない事。
旨いかと言うと悪くない感じですが、後味に好き嫌いが分かれそうな気もしますね。

なんか、一本目から発泡酒が当初 失敗っぽいイメージを持たれたのって「本格的な味わい」とかユーザーを煽りすぎてるからな気がしてきた・・・。
ビールでない新しい麦のお酒として印象をチェンジすれば問題ない気がする…。

【キリンビール】淡麗プラチナダブル 機能性発泡酒(2014年9月2日新発売)
キリン 淡麗プラチナダブル(2014年9月2日新発売)
えー。残念なお知らせです。
キリンのラガービール的な味を期待されて、これを買うなら期待は裏切られるでしょう。
麦芽比率が低いので発泡酒なワケでその辺りは仕方ないのですが、何を持って旨いとするかは別として、ラガービールっぽい味わいを期待する場合には…。
発泡酒ならびに新ジャンルは好んで飲むことが無いので、ノーマルな「淡麗」と較べてどうかは分からないのであしからず。

ユーザーにとって麦の発泡酒に期待したいのはビール的な味わいであって、ここでも「ビールの代替」としてのファーストインプレッションは悪い印象を感じてしまいます。
「ビール」ではない「うまい」をユーザーに印象付けるのが今後の課題な気がしますね。

ビールと比べると一口目から薄い気がします。
最初に「スーパーゼロ」を飲んでしまったので「ひとくちめでスーパードライっぽい感じ」を感じた「スーパーゼロ」を飲んでいる分、残念さが強調されてしまったかも知れません。

では、麦の発泡酒としてみると?
冷静に味わって見ることにしましょう。

甘さの後に、麦のお酒「ビール感」が現れ、ほのかな苦味が残る感じでしょうか。
ビールの味を期待するとアレですが、ひとくちめのインパクトは無いものの飲んでいると満足感はある様な気がします。

ビールのひとくちめの旨さは異常ですが「淡麗プラチナダブル」は、その逆の様な感じがします。
甘さの印象は残るものの、飲み重ねるとビール感が増して行く感じです。
甘さ → 苦味 →ビール感

ひとくちめで微妙な感じがしましたが、しっかり味わうと良い感じじゃないでしょうか?
ビールほどのインパクトや苦味や味わいは無いもの、後味のビール感は悪くない気がします。

ビールが苦手な人にはひとくちめの薄さも飲みやすさに繋がるかも知れませんね。
そう考えると、結構バランスがいいのかも?
悪くは無いのですが、一口目のインパクトが弱いと言うのはビール好きや、ビール感を求めるユーザーには弱いかも知れませんね。
個人的にはキライではない感じですが・・・。

「ビールの旨さ」として比べると、ひとくちめのインパクトなどは低いと言うのは発泡酒における共通の課題かもしれないですね。
「麦のお酒」と言うジャンルとしてはユーザーを広めらえれそうな気がします。

【サントリー】おいしいZERO 機能性発泡酒(2014年9月2日新発売)
サントリーおいしいZERO(2014年9月2日新発売)

一口目。結構ビールっぽいです。
ここまで飲んだ中で、一番「おぉ?」っと思いました。
あぁ。でも、サッパリしている。悪く言えば薄いのですが、口の中に残る感じとかは一番ビールっぽい気がしました。
後味スッキリと言うのはこういう事を言うのかも知れません。
ビールの代替品としては悪く無い気がします。

料理との相性的には、濃い味に勝てるかな?と思う所はあるかな。
あと、個人的にですが、「シュワー」な感じが薄いかな?

ここまで飲んだ感じでは一番の好印象ですね。

ただ、メーカーサイトで煽ってる「コク」や「ノドごし」と言う煽りフレーズは止めて他の切り口や売りを考えるべきな気がします。
悪くは無いけど「ビールっぽい。ビールっぽい。」と煽り過ぎると良い印象よりもガッカリの方が強くなってしまうかと。

とりあえず、ここまでで一番「ビールっぽい」と言う意味では、個人的に「おいしいZERO」推しと言う感じでしょうか。

【サッポロ】極ZERO 機能性発泡酒(2014年7月15日新発売)
サッポロ 極ZERO(2014年9月2日新発売)
なんか色々あって発泡酒で再販売された極ZEROですが、今回はじめて飲む事に。
極ZEROだけ500mlなのは飲みたかったからではなく、近くのコンビニに500mlしかなかったので・・・。
なんで500mlで3列並んで置いてんだよ・・・。
350mlしか売れずに500ml余ってるのか?
ほかの機能性発泡酒が350mlしかなかったのは、その反省を活かした結果の取り扱いなのか?
350mlでも、4本目となると結構キテるので500mlしか無いとか勘弁してほしかった!

と、言う愚痴はさておき。
相変わらずメーカーサイトでは「2つのゼロは極ZEROだけ!」と、宣伝してますがそろそろ変えないと虚偽になるので新しいキャッチコピーを考えて頂きたい「極ZERO」を試してみたいと思います。

なんか不思議な味・・・。
現状、自分の状況を踏まえた上で「ゴクゴク感」は置いておくとして・・・。

いや。このあっさり感は「ゴクゴク」に繋がるのだろうか。
フルーティと言えばフルーティなのだろうか。
苦味・・・。ビールらしい美味しさ。うーん。

「ビールらしい美味しさ」と言う点で言えば、ここまで飲んだ中で一番遠い気がします。

ビールにおける味わいとかよりもアルコールの味?
これが、後に残りすぎるのでしょうか?

ここまで、各商品を飲む際や飲み直して味を判断する際には、結構な量のチェイサーを飲んで、出すもの出して、出来るだけ前に飲んだもの印象を引きずらない様にしているのですが・・・。

うむー。不味くはないけどビールの代替飲料としては、なんか違うような気もしないでもないですね。

「おいしいZERO」の後だっただけにマイナス印象が強調された気がします。
ただ、ここでも言えるのはビールっぽさを強調するよりも、ビールではない美味しさを売りとした方が成功するのではないかと言う点でしょうか・・・。

ここまで飲んでみた感じの総括!
個人的な感想なので、みなさんの好みなどの問題もありますから、結局は試しに飲んでみて頂きたいと言う事。

ビールっぽさと言う点では
① おいしいZERO ② スーパーゼロ ③ 淡麗プラチナダブル ④ 極ZERO
だと、個人的には思います。

ただ、どの商品も麦芽比率が低いから発泡酒なワケで「薄い」と言う印象は払拭できないですね。
「ビールっぽい」「ビールっぽさ」と言うイメージを取り除いて、発泡酒としての美味しさや特徴を作ってアピールしていくと言う方が良いような気がします。

ビールビールと言ってる限り、ビール好きにとっては「まずいビール」と言うイメージは払拭できないでしょう。

今回、機能性発泡酒を4種飲み比べて感じたのは「飲みやすい」と言う印象。
味に違いはあっても共通して感じたのは「ビールが苦手な人でも受け入れやすそうな飲みやすさ」

まあ、ビール飲みたいけど節約したいと言うなら、本数なり回数なりを調整してビールを飲めば良いワケで。
機能性発泡酒と言うジャンルの役割としては「糖質ゼロ」「プリン体ゼロ」と言う条件の元でお酒を楽しむと言う点の様な気がします。

「ビールの味わい」と言うのは、現時点ではビールには勝てないと言う事を今回の飲み比べで感じましたので、メーカーには「ビールっぽさ」を売りにするのでは無く、その他の特徴や発泡酒区分だからこそ作れる味というモノを売りに作ってもらいたいと感じました。

個人的に最近のビールテイスト飲料で注目してたのが「サッポロ ホワイトベルグ」
酒税関連の問題で新ジャンルとして発売したのかも知れませんが、まんま ホワイトビール(発泡酒)として発売しても面白かったと思っています。
日本の酒税法として「発泡酒」として区分されるビールを「発泡酒」として作って売るのも新しいビール(テイスト飲料)のカタチとして販売して良いのでは?とも思うのですがどうなのでしょうね?

と、少し話はズレましたが 9月2日に出揃った機能性発泡酒。
それぞれに良い所、悪い所が有りますが、結局は個人の好みですので気になる方は取り敢えず飲み比べてみて自分に合った物をチョイスする事をオススメ致します。

取り敢えずは1本ずつお試し下さい。
そして、気に入った物があれば・・・

本体サイト「酒楽-SAKERAKU-」にて、箱買いの価格比較が出来ますので参考にして頂ければ幸いです。


価格比較「酒楽-SAKERAKU-」【アサヒ】スーパーゼロ
【350ml】アサヒ アサヒスーパーゼロ 24本(1ケース)
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価格比較「酒楽-SAKERAKU-」【サッポロ】極ZERO
【350ml】サッポロ 極ZERO-ゴクゼロ-発泡酒 24本(1ケース)
【500ml】サッポロ 極ZERO-ゴクゼロ-発泡酒 24本(1ケース)


【新発売】 発泡酒酒楽の更新情報飲んでみた!
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▼この記事を書いた人▼

個人で「お酒の価格比較サイト 酒楽-SAKERAKU-」と「酒楽-SAKERAKU-blog」を運営する中の人です。

この「酒楽-SAKERAKU-blog」では、メーカーで新商品などのニュースリリースが発行されたあとに、「お酒の価格比較サイト 酒楽-SAKERAKU-」のデータベースに追加して、価格情報・出品状況が確認出来るようになったアイテムの追加情報・更新情報をお知らせすると共に、ニュースリリースから読み取れる商品の特徴をまとめたり、ニュースリリース段階での個人的な商品の印象などを合わせて記事としています。

また、実際に飲んだお酒の感想記事も、たまにアップしているのでお酒選びの参考にして頂ければ幸いです。

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