サントリーは、2017年10月10日発表のニュースリリースにて、「京の贅沢 冬の氷点貯蔵」を、2017年11月7日より冬季限定にて新発売をすると発表しました。

これに伴い「お酒の価格比較サイト 酒楽-SAKERAKU-」では、「京の贅沢 冬の氷点貯蔵」の情報を価格比較対象としてデータベースに追加・更新を致しました。
「酒楽-SAKERAKU-」価格比較
【京の贅沢 冬の氷点貯蔵】
【350ml】サントリー 京の贅沢 冬の氷点貯蔵 24本(1ケース)
【500ml】サントリー 京の贅沢 冬の氷点貯蔵 24本(1ケース)
※ アルコールの摂取には、依存症や肝臓などへの人体への悪影響などリスクが伴います。
※ 過剰なアルコールの摂取は行わず 適切な量でお楽しみ下さい。
※ 20歳未満の未成年の飲酒は法律で禁止されています。
●ニュースリリース抜粋
サントリービール(株)は、冬季限定新ジャンル「京の贅沢 冬の氷点貯蔵」を11月7日(火)から全国で新発売します。
8月に発売した「京の贅沢」は、代表的な観光地である京都の秋をイメージした贅沢な味わいの新ジャンルとして、多くのお客様からご好評をいただきました。今後も京都をコンセプトとしてシリーズ化していきます。今回は、冬の京都をイメージした“きりっと濃い飲みごたえ”の贅沢な新ジャンル「京の贅沢 冬の氷点貯蔵」を限定発売するものです。●中味の特長
“旨味麦芽※1”1.3倍※2、アルコール度数6%による“濃い飲みごたえ”と、氷点貯蔵※3とアロマホップによるきりっとした味わいをお楽しみいただけます。本商品は「サントリー 〈天然水のビール工場〉京都ブルワリー」のみで製造します。
※1 二条大麦麦芽の中でも、うまみ成分(たんぱく質)を多く含む麦芽
※2 当社主要新ジャンル比
※3 原材料となる発泡酒を0℃以下で貯蔵
第二弾「京の贅沢 冬の氷点貯蔵」
どうも。「お酒の価格比較サイト 酒楽-SAKERAKU-」です。
2017年8月15日に秋季限定の新ジャンルとして発売された「京の贅沢」に冬バージョンが登場。
なんでしょうか。
売れたから味を占めて続編作っちゃいましたみたいな感じなんでしょうか。
最初から「京の贅沢 冬の氷点貯蔵」を醸造予定だったのなら、秋の時点で「京の贅沢 秋の○○○」とかサブタイトルが付いていているはずですし、こう言う取ってつけたみたいな商品はどうなんだろうって感じですよね。
ニュースリリースによると「今後も京都をコンセプトとしてシリーズ化していきます。」だそうですけど、個人的には迷惑なので止めて欲しい気がします。
造った場所が「京都ブルワリー」ってだけで「京の~~」と京を冠するのは如何なものかと。
確かに水は大事ですけど、それ以外には縁もゆかりもありませんし、少し安易な気がします。
原材料の旨味麦芽は「二条大麦麦芽の中でも、うまみ成分(たんぱく質)を多く含む麦芽」とか言う説明がいやらしいです。
麦の種類でよく聞く、二条大麦も六条大麦も京都っぽい感じがしますけど、京都とはあまり関係ないですからね。
実がつく時の穂の数によって、小花が六条に並んでつく六条種、二条に並んで付く二条種と分類されているだけですし。
六条大麦は関東以北で栽培され、二条大麦は四国・中国・九州などで多く栽培されているので産地的にも京都とは関係ないでしょう。
確かに「京都ブルワリー」の水は使ってるでしょうが、個人的には手にしたくないですね。
また、ニュースリリースを読んだだけでは、8月15日に発売された「京の贅沢」と殆ど変わらないと言うのも気になります。
●中味の特長
秋の季節にじっくりと味わっていただきたいとの想いから、“旨味麦芽※1”1.3倍※2、アロマホップ2倍※2と、こだわりの素材を贅沢に使用しました。“贅沢な麦のコク”と“華やかな香り”をお楽しみいただけます。本商品は「サントリー 〈天然水のビール工場〉京都ブルワリー」のみで製造します。
※1 二条大麦麦芽の中でも、うまみ成分(たんぱく質)を多く含む麦芽
※2 当社主要新ジャンル比
●中味の特長
“旨味麦芽※1”1.3倍※2、アルコール度数6%による“濃い飲みごたえ”と、氷点貯蔵※3とアロマホップによるきりっとした味わいをお楽しみいただけます。本商品は「サントリー 〈天然水のビール工場〉京都ブルワリー」のみで製造します。
※1 二条大麦麦芽の中でも、うまみ成分(たんぱく質)を多く含む麦芽
※2 当社主要新ジャンル比
※3 原材料となる発泡酒を0℃以下で貯蔵
素人目には、ニュースリリースを読んだ限り「原材料となる発泡酒を0℃以下で貯蔵」した以外の特徴が分かりません。
最低限でも、氷点貯蔵で何が味が劇的に変わるなら、その事をシッカリと記載していないと、私の様な無知な人間から見たら「京の贅沢で残った原材料の発泡酒を0℃以下で貯蔵して再利用した」と言うようにも見えます。
もちろん、ちゃんと新たに製造して新ジャンルとして配合する過程までの間とかに「発泡酒を0℃以下で貯蔵」する事で鮮度をより保ってキリっとした味わいになる仕組みが有るのかも知れませんが、アロマホップの使用量が書いてないと言う事は、サントリー社主要新ジャンル比としては1倍とかに戻ってるのでしょうし、「京の贅沢」と「京の贅沢 冬の氷点貯蔵」の違いとして書かれているのが「氷点貯蔵」だけくらいなのですから、その辺りの説明をしっかりしないと、中途半端な商品だと思われても文句は言えないですよね。
しかも、ちゃんとした商品説明がされていない商品に、安易に「京」とか冠しては一部地域で無用なヘイトを集めてしまいますよ。
こんな事を気にするのは私くらいなのかも知れませんが、中途半端な説明しかしないような商品を発売していると、いつかしっぺ返しをくらうので、もう少し丁寧に商品説明をするくらいはして欲しいですね。
飲んでみて美味しいならある程度は許されるのでしょうが、個人的にはあまり手にしたいとは思えない商品です。
発売前で飲んでもいない状態でのお話ですから一個人の戯言ですので気にしなくても良いのですが…。
こう言う所に現れる企業体質的な部分も購入の有無に関わってくる大事な部分ですので「京」と言う文字に惑わされず、消費者は手にとって購入する前に一度考えて頂きたいと思います。
まあ、飲んでみて美味しかったら、それが正義ですけどね。
ただ、商品を手にさせる前に、悪い意味で「コレってどうなんだろう?」と1人にでも疑問を持たせてしまう商品ならメーカーはもう少しよく考えて商品を企画する必要は有ると思います。
でも、人は雰囲気だけでも商品を買ってしまうので、それでもパッケージや雰囲気やコンセプトが好きと言う方は、この商品を楽しんで頂ければ良いかと。
個人的にはどうしても好きにはなれないのでアレなんですけど…。
いっそ、サントリーがサンプルとか送ってくれれば味については、そのまま伝えられるのですが、これを数百円でも出して購入する気にはなれないんですよね…。
この記事に問題が有ると言うなら連絡を頂ければ消しても良いですけど、その前にもう少しサントリーはニュースリリースとか製品のコンセプトや内容を考えて頂きたい所です。
意外とサントリーの商品は飲む事も多いのでこの商品シリーズに関しては残念でなりません。