サントリーは、2022年8月31日のニュースリリースで「ザ・プレミアム・モルツ CO2削減缶」「ザ・プレミアム・モルツ〈香る〉エール CO2削減缶」を、2022年10月25日から数量限定で新発売すると発表しました。
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【350ml】サントリー ザ・プレミアム・モルツ CO2削減缶 24本(1ケース)
【350ml】サントリー ザ・プレミアム・モルツ〈香る〉エール CO2削減缶 24本(1ケース)
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通常のアルミ缶と比較してCO2排出量を約60%削減
どうも。「お酒の価格比較サイト 酒楽-SAKERAKU-」です。
サントリー「ザ・プレミアム・モルツ」ブランドで少し変わった限定商品が登場。
2022年9月6日から数量限定で「ザ・プレミアム・モルツ CO2削減缶」「ザ・プレミアム・モルツ〈香る〉エール CO2削減缶」が発売されます。
ニュースリリースによると、
サントリー(株)は、「ザ・プレミアム・モルツ CO2削減缶」「同〈香る〉エール CO2削減缶」を9月6日(火)から全国で数量限定新発売します。
――【中略】――
今回、(株)UACJ(以下、UACJ)と東洋製罐グループホールディングス(株)(以下 東洋製罐グループ)が共同で製造した、世界初※1のリサイクルアルミ材を100%使用した缶を、当社が「ザ・プレミアム・モルツ」ブランドに数量限定で採用しました。リサイクルアルミ材100%使用缶は、通常のアルミ缶※2と比較してCO2排出量を約60%削減することができます。
今後も、環境負荷を低減する容器包装の積極的な活用や、さらなる省エネ技術の導入、再生可能エネルギーの活用等により、バリューチェーン全体でGHG排出量の削減に取り組んでいきます。
※1 缶材由来のリサイクルアルミのみを使用し、商用化されたSOT(ステイオンタブ)缶として(2022年7月 東洋製罐グループ、UACJ調べ)
※2 東洋製罐グループがUACJ製のアルミ材を使用して製缶する350ml缶
※3 2019年の排出量を基準とする■(株)UACJ コメント
再生材100%使用という前例のない試みを、今回3社で実現することができたことは、当社のコーポレートスローガンである「アルミでかなえる、軽やかな世界」への大きな一歩と捉えております。アルミの可能性を拡げて、より良い地球環境づくりに貢献してまいります。■東洋製罐グループホールディングス(株) コメント
今回の取り組みを、3社で協力してこのように商品として具現化できたことを大変喜ばしく思います。今後も、「長期経営ビジョン2050『未来をつつむ』」で掲げている「持続可能な社会の実現」に向け、志を同じくするパートナーと連携し、社会を変える新たな価値創出に挑んでまいります。■サントリーホールディングス(株) コメント
今回、バリューチェーンにおけるGHG排出削減に挑戦し、3社で実現できたことを大変嬉しく思っております。今後もあらゆるバリューチェーンの皆様と連携しながら、循環型社会の実現に向け、さまざまな取り組みを進めてまいります。
と、説明されています。
つまり、この「ザ・プレミアム・モルツ CO2削減缶」「ザ・プレミアム・モルツ〈香る〉エール CO2削減缶」は、『缶材由来のリサイクルアルミのみを使用した再生材100%の缶容器』を採用した商品ということ。
中味は通常の「ザ・プレミアム・モルツ」「ザ・プレミアム・モルツ〈香る〉エール」ですが、これまでになかったリサイクル性の高い容器を採用する事で環境に配慮した商品をリリースしていくための第一歩という感じでしょうか。
そこで疑問に思うのが、これまで『缶材由来のリサイクルアルミのみを使用した再生材100%の缶容器』が無かったのか?
今回採用された缶容器は、『缶材由来のリサイクルアルミのみを使用し、商用化されたSOT(ステイオンタブ)缶として世界初の容器』なのだそうです。
素人考えでは、「回収したアルミ容器を溶かして固めて缶にすれば良いだけでしょ?どうして今まで無かったの?」という疑問が生じます。
日本における「容器包装リサイクル法」の完全施行が2000年なので20年近く『缶材由来のリサイクルアルミのみを使用した再生材100%の缶容器』が無かったという事。
もちろん、回収されたアルミニウムの缶などは、色々な部品や製品などでこれまでも使用されていたでしょうが、簡単に出来そうな『缶材由来のリサイクルアルミのみを使用した再生材100%の缶容器』が無かったのかを調べていたら以下の記事にたどり着きました。

リンク先は、プレスリリース・ニュースリリース配信サービスの「PR TIMES」を利用して、今回の商品に携わっている東洋製罐グループが発信したニュースリリース。
このニュースリリースから抜粋すると、
1.本取り組みの背景
国内の飲料用アルミ缶は、リサイクル率が96%と高く、また、缶から缶に再利用する「水平リサイクル」が確立されている製品です。従前より缶胴には新地金にリサイクルアルミを配合した材料が使用されてきましたが、缶胴・蓋トータルのリサイクルアルミの配合率は直近でも6割弱(※3)と推定され、依然として蓋を中心に新地金が使用されています。これは、材料の加工性や蓋の強度など、一定の品質を確保するために新地金が使用されてきたことが主な要因です。
2.本取り組みの意義
本取り組みは、アルミ缶における「リサイクルアルミ100%使用飲料缶」の将来の供給実現に向けたトライアルと位置づけ、生産や品質面の課題の抽出や知見の獲得を図りました。
上述のとおり、リサイクルアルミの蓋への使用は技術的ハードルが高いものの、東洋製罐グループがこれまで培ってきた生産技術や品質管理を行なうことで、「リサイクルアルミを100%使用したSOT(ステイオンタブ)缶」を世界で初めて(※5)製品化することが出来ました。
今後「リサイクルアルミ100%使用飲料缶」の量産化と供給に向けた取り組みを推進し、持続可能な社会の実現に向けて貢献してまいります。※5 缶材由来のリサイクルアルミのみを使用し、商用化されたSOT(ステイオンタブ)缶として
(2022年7月 東洋製罐グループ、UACJ調べ)
と、説明されています。
まとめると、
これまでもリサイクルアルミニウムは缶などの素材に利用されてきたけど、「材料の加工性」の問題や、「リサイクルアルミをフタに使用する際の強度」の問題でリサイクルアルミ100%の缶容器を製品化するのは困難だったが、東洋製罐グループがこれまで培ってきた生産技術や品質管理によって「リサイクルアルミを100%使用したSOT(ステイオンタブ)缶」を世界で初めて製品化することができた。
と、いう事なのだそうです。
私のような素人からすれば「回収されたアルミを溶かして固めて成形すれば良いだけじゃない?」と、短絡的に思ってしまいうがちですが、確かに回収された全てのアルミ缶が必ずしも「同じ品質」や「同じ状態」であるとは考えにくく、回収されたアルミの劣化や素材の配合率など色々な要因で「ただ溶かして固めただけ」では、一定の強度や品質が保てないだろうということは、言われてみると想像ができますね。
製品として一定以上の品質とコストを保ちつつリサイクルアルミを使用して缶容器を製造する難しさが有ったのだろうと思います。
また、『本取り組みは、アルミ缶における「リサイクルアルミ100%使用飲料缶」の将来の供給実現に向けたトライアルと位置づけ、生産や品質面の課題の抽出や知見の獲得を図りました。』とされているので、今回のように、実際に製品として発売しながら問題点などを洗い出し、さらに「リサイクルアルミ100%使用飲料缶」が安定供給されるようになるのかも知れませんね。
と。いうことで。2022年9月6日から数量限定で発売される「ザ・プレミアム・モルツ CO2削減缶」「ザ・プレミアム・モルツ〈香る〉エール CO2削減缶」を、お近くのスーパーマーケットやコンビニなどの酒取扱店で見かけられた際には、技術や努力の結晶である「CO2削減缶」を見ながら「ザ・プレミアム・モルツ」「ザ・プレミアム・モルツ〈香る〉エール」を楽しんでみてはいかがでしょうか。
CO2削減缶の注目ポイントは「ふた」ですのでお見逃しなく!
●ニュースリリース抜粋
サントリー(株)は、「ザ・プレミアム・モルツ CO2削減缶」「同〈香る〉エール CO2削減缶」を9月6日(火)から全国で数量限定新発売します。サントリーグループは、水や農作物など自然の恵みに支えられた食品酒類総合企業として、「水と生きる」をステークホルダーとの約束、「人と自然と響きあう」を使命に掲げ、創業以来、持続可能な社会の実現を目指してきました。
気候変動については、2050年までにバリューチェーン全体で、温室効果ガス(GHG)排出の実質ゼロを目指しています。その達成に向け、2030年までにGHG排出量を自社拠点で50%削減※3、バリューチェーン全体で30%削減※3する「環境目標2030」を掲げ、さまざまな取り組みをグローバルに進めています。主要な容器・包装については、商品設計から輸送、消費後のリサイクルまで、商品のライフサイクル全体での環境配慮を実践し、ペットボトルにおいては当社独自の「2R+B(Reduce・Recycle+Bio)」戦略や「プラスチック基本方針」に基づき、循環型かつ脱炭素社会の実現に努めています。
今回、(株)UACJ(以下、UACJ)と東洋製罐グループホールディングス(株)(以下 東洋製罐グループ)が共同で製造した、世界初※1のリサイクルアルミ材を100%使用した缶を、当社が「ザ・プレミアム・モルツ」ブランドに数量限定で採用しました。リサイクルアルミ材100%使用缶は、通常のアルミ缶※2と比較してCO2排出量を約60%削減することができます。
今後も、環境負荷を低減する容器包装の積極的な活用や、さらなる省エネ技術の導入、再生可能エネルギーの活用等により、バリューチェーン全体でGHG排出量の削減に取り組んでいきます。
※1 缶材由来のリサイクルアルミのみを使用し、商用化されたSOT(ステイオンタブ)缶として(2022年7月 東洋製罐グループ、UACJ調べ)
※2 東洋製罐グループがUACJ製のアルミ材を使用して製缶する350ml缶
※3 2019年の排出量を基準とする
■(株)UACJ コメント
再生材100%使用という前例のない試みを、今回3社で実現することができたことは、当社のコーポレートスローガンである「アルミでかなえる、軽やかな世界」への大きな一歩と捉えております。アルミの可能性を拡げて、より良い地球環境づくりに貢献してまいります。■東洋製罐グループホールディングス(株) コメント
今回の取り組みを、3社で協力してこのように商品として具現化できたことを大変喜ばしく思います。今後も、「長期経営ビジョン2050『未来をつつむ』」で掲げている「持続可能な社会の実現」に向け、志を同じくするパートナーと連携し、社会を変える新たな価値創出に挑んでまいります。■サントリーホールディングス(株) コメント
今回、バリューチェーンにおけるGHG排出削減に挑戦し、3社で実現できたことを大変嬉しく思っております。今後もあらゆるバリューチェーンの皆様と連携しながら、循環型社会の実現に向け、さまざまな取り組みを進めてまいります。
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