
もくじ
辛い「氷結アイススムージー」が発売されなくて
どうも。「お酒の価格比較サイト 酒楽-SAKERAKU-」です。
タイトル通り、2023年も「氷結アイススムージー」は発売されません。
キリン公式サイト内「よくある質問」によると、
Q:氷結®アイススムージーの2023年の発売予定についておしえてください。
A:150mlスパウトパウチの氷結®アイススムージー(夏季数量限定)につきましては、2023年の発売予定はありません。
▼キリン お客様相談室 よくある質問▼
氷結®アイススムージーの2024年の発売予定についておしえてください。キリンのよくあるご質問の中から「氷結®アイススムージーの2024年の発売予定についておしえてください。」のQ&Aを紹介しています。
と、回答されています。
▼魚拓▼
予想はしていましたが、3年連続で発売されないとなると少し辛いですね。
お酒業界とは関係の無い一般人の私には、この3年「氷結アイススムージー」が発売されない理由は分からないのですが、一定の推測は可能なので「こういう理由なのでは?」という点をいくつか挙げておこうと思います。
氷結アイススムージーが発売されない理由を推測
以下は、わたし個人の推測であり、キリンビールに確認を取っていませんので、お暇な方は話半分で読んで頂ければと思います。
推測①:キリンの方針転換
キリンビールの商品リリースを観察していると、2019年頃から「通年商品の強化」にシフトしている傾向があるように感じます。
ざっとの目安ですが、キリンホールディングスのニュースリリースで「限定」というキーワードを入力し、「2019年1月1日から12月31日までのニュースリリース」と「2022年1月1日から12月31日までのニュースリリース」のヒット数を比べると、2019年が「92件」に対して、2022年は「37件」と大幅に減っている事が分かります。
この検索結果には、缶ビールや缶チューハイ以外の事柄、例えば「店舗でのみ限定で提供される商品」や「ギフトセット限定商品」、「イベント限定」などのニュースリリースも含まれるので、実際にはもう少し缶ビールや缶チューハイの限定商品に関するニュースリリースは少ないのですが、この期間で限定商品のリリースが減っているという事は感じ取れるのではないでしょうか。
限定商品である「氷結アイススムージー」が、この「減っている限定商品」部分に含まれているのは明白ですね。
推測②:元々、利益が薄い商品だった可能性
よくある質問に「発売されない」ということが掲載されるくらい注目度が高いと思われる「氷結アイススムージー」ですが、そんな人気の商品が、どうして「発売されない限定商品」に含まれるのかが気になりますね。
その1つとして推測できるのが、「元々、利益が薄い商品だったのではないか」という可能性。
これは、「2014年」「2015年」「2016年」の「氷結アイススムージー」のニュースリリースを読むと分かるのですが、パッケージングなどの作業は製造委託が行われており、キリンの工場で製造されていない事がわかります。
つまり、外部委託を行っている分だけ、キリンの工場で製造される缶の商品よりも「コストがかかるのでは?」という事が想像できますね。
以降のニュースリリースでは委託先の情報が記載されていないので、継続して委託されていたのか、それとも自社の工場で製造されていたのかは分かりませんが、自社で製造されていたとしても年に1回リリースするだけの「氷結アイススムージー」のために工場のラインを設置するのは効率が良いとは言えず、缶の限定商品よりもコストがかかるという事は想像できるのではないでしょうか。
企業なのでコストに見合った価格設定はされているとは思いますが、「手間」という点でも「利益」という点でも「おいしい商品」とは言い難いように感じます。
そういう部分が「発売されない限定商品」に含まれた理由の1つなのではないでしょうか。
推測③:世界情勢
2019年末のコロナ禍に始まり、2023年6月現在まで続く世界情勢の悪化。
一連の事柄から輸送費・原材料費などが高騰しており、今まで以上に「採算が取れない」「折り合いがつけられない」状態なのではないかという可能性が考えられます。
単純に価格を上げれば良いのではないかとも思うのですが、物には「売れる値段」が有って、それ以上になると手が出ない可能性が増えると思われます。
昨今の色々な価格高騰を考えると、現時点で「氷結アイススムージー」を発売しても、売り場でたまたま「氷結アイススムージー」を見かけ、初めて商品を知ったという方が、興味を持って手にしたとしても購入に至るような価格設定にできないのかも知れません。
推測④:思うほど売りやすい商品ではなかった可能性
私の場合、近畿圏に住んでいるので、発売当初は首都圏などで限定的に発売された「氷結アイススムージー」に強い関心を持っていて、現在も情報を追っていますが……
みなさんは「氷結アイススムージー」に関するプロモーションを見かけた事があるでしょうか。
自分は、WEB広告を含めて見たことが有りません。
つまり、関心の有る方は積極的に情報を集めて「氷結アイススムージー」の発売を心待ちにしているものの、売り場で商品を知って購入する一般的なお客さんの殆どは「氷結アイススムージー」を知らなかった可能性が高いのではないかと思われます。
また、形状などから「お酒」として認識されず、視野にすら入らなかった可能性も考えられるのではないでしょうか。
つまり、「認知度が低い物」「認識されない物」は売れない。
私は、2018年と2020年に「氷結アイススムージー」を購入しましたが、簡単なポップが有るだけで、どのよう「氷結アイススムージー」を楽しめば良いのかも書かれていませんでした。
また、お酒売り場の近くには陳列されていましたが、普通の缶チューハイなどの棚からは遠く、お酒だと認識しやすい状態では置かれていませんでした。
氷結アイススムージーという存在を知っていても、見つけるまでに時間がかかった事を考えると、商品を知らない人が「氷結アイススムージー」を見ても商品内容を理解するまでに時間が掛かったのではないかと推測します。
加えて、大半が常温で売られていた事を考えると、ユーザーが求める「冷凍」という状態で売るための売り場を、キリンでは確保できなかった可能性も考えられます。
アルコールが入っているので、子供などの誤飲を考えると普通のアイスコーナーには置きにくいですし、冷凍設備を「氷結アイススムージー」のために空けるには「冷凍」という分野でのキリンの実績が少ない。
この事により、冷凍状態なら興味で手に取る層も逃していた可能性が高いですね。
テレビなどで広告展開が行われていたなら注目される商品だと思うのですが、その辺りも難しいところ。
広告で認知度を上げて売れたとしても、今度は別の問題が発生するのではないかと考えられます。
さきほど、『形状などから「お酒」として認識されず』と言いましたが、売れたら売れたで、家庭での子供の誤飲の可能性が考えられます。
そういう諸々の問題を考えると「氷結アイススムージー」は、キリンにとって売りにくい商品だったのかも知れませんね。
いくつか推測を並べましたが……
個人の推測なので「そういうふうに見える」という話であることを重ねてご了承下さい。
しかし、残念ですね。
正直、コロナ禍が落ち着いたら再販してくれるのではないかと思っていたのですが、現状では来年も難しいような気がします。
個人的には「推測③」辺りが一番の原因ではないかと思っているのですが、「推測④」の売り場の確保とか売り方が原因だとするなら以降の発売も難しいような……。
この辺りは、多分、私のような個人が問い合わせても教えてもらえない部分だと思うので、大手メディアさんにでも取材して頂きたいところ。
それなりの問い合わせはあるようなので、来年とは言わないものの、また「氷結アイススムージー」を発売して頂きたいですね。
氷結アイススムージーが発売されないとお嘆きの方に朗報!
2023年もロッテ「クーリッシュ フローズンサワー」が発売!
テスト発売開始は、2023年5月30日より。
今回もテスト販売としてリリースされるので、一部地域以外は「ECサイトでの購入」がメインとなりそうです。
テスト販売箇所は、
【 1 】九州・沖縄の一部コンビニエンスストア
【 2 】ハウステンボス
【3-1】ECサイト:Amazon ※30日10時~販売予定
【3-2】ECサイト:ロッテ公式楽天市場店 ※30日10時~販売予定
【3-3】ECサイト:ロッテ公式オンラインショップ ※30日10時~販売予定
【 4 】球場:ZOZOマリンスタジアム
【 5 】音楽フェス:ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2023
と、なっています。
去年の事を考えると、店舗での販売はお店が限られると思われるので、九州地方・沖縄県にお住まいの方は、「お住いの地域・行ける範囲で仕入れ実績店が有るのか?」を、ロッテの「お客様相談室」に問い合わせてから探した方が良さそうです。
その際には「お住まいの地域」や「探しに行ける範囲」を「ロッテお客様相談室」に伝えるとお互いに手間が減りますのでお忘れなく。
もし、行ける範囲で「仕入れ実績店」があった場合は、近場のお店なら問題有りませんが、少し遠いお店なら事前にお店に在庫が有るか問い合わせてから買いに出かけた方が良いかと思われます。
欲しい商品を探し回って無かった場合のショックは大きいので、出来れば確認してから出かけて下さいね。
九州・沖縄以外にお住まいの方は……
去年も販売された「Amazon.co.jp」「ロッテ公式オンラインショップ」のほかに、2023年は「ロッテ公式楽天市場店」でも販売が行われます。
注意点としては、「Amazon.co.jp」が「各8個」の「16個セット」、「ロッテ公式楽天市場店」「ロッテ公式オンラインショップ」が「各10個」の「20個セット」となっており、出品先によって構成が違うという点。
また、小さめの冷蔵庫だと「Amazon.co.jp」の「16個セット」でも冷凍庫がパンパンになるので注意が必要です。
商品は冷凍状態で届きますが、受け取った荷物を常温で放置するなどして、溶かしてしまうと「クーリッシュ」の特長である「シャリシャリ感」が無くなってしまうので、「確実に受け取れる日時を指定」したり、家族に受け取りをお願いする場合には「中に入ったクーリッシュフローズンを冷凍庫に入れておいてもらう」など対策を行いましょう。
もちろん、配達日までにある程度「冷蔵庫に空きを用意」して受け取る準備をしておきましょう。
個人的には「氷結アイススムージー」の「あの味」も捨てがたいのですが、ロッテの「クーリッシュフローズン レモンサワー」「クーリッシュフローズン グレフルサワー」も「凄い」ので、「氷結アイススムージーが発売されない」とガッカリされていた方は、こちらをお試ししてみてはいかがでしょうか。
「お酒の価格比較サイト 酒楽-SAKERAKU-」からのお知らせ。
「お酒の価格比較サイト 酒楽-SAKERAKU-」は、個人が運営するお酒の価格比較サイトです。「Amazon.co.jp」「楽天市場」「Yahooショッピング」が提供するウェブサービスなどを利用して一斉検索する事で、取得した情報を価格の安い順でサイトに表示し、価格比較情報としてお酒の価格情報の提供を行っております。今回ご紹介した「【ロッテ】クーリッシュ フローズン レモンサワー」「【ロッテ】クーリッシュ フローズン グレフルサワー」を始め、色々なお酒の価格情報を調べて頂けますのでご活用下さい。
また、今回ご紹介した「【ロッテ】クーリッシュ フローズン レモンサワー」「【ロッテ】クーリッシュ フローズン グレフルサワー」の価格情報や出品状況などは、以下のリンクより価格比較ページにアクセスして頂けば、「Amazon.co.jp」「楽天市場」「Yahooショッピング」にて、それぞれ検索せずに当サイトで一覧としてご確認頂けます。購入の際の参考にして頂ければ幸いです。
※注意※ 販売開始まで期間が御座いますので、この記事を投稿した時点の検索結果は予約受け付けが有る程度だとご理解下さい。
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【140mlパウチ】ロッテ クーリッシュ フローズン レモンサワー
【140mlパウチ】ロッテ クーリッシュ フローズン グレフルサワー
※リンク先では「Amazon.co.jp」「Yahoo!ショッピング」「楽天市場」に出品されている商品の検索を行い、その検索結果を一覧で値段の安い順にて表示しております。地域限定商品や記事の投稿時点で予約などが始まってない場合には検索結果が一件も表示されない可能性がある事を予めご理解下さい。
【 お酒を楽しむためのご注意 】
※ 20歳未満の未成年の飲酒は法律で禁止されています。
※ アルコールの摂取には依存症や肝臓など人体への悪影響などリスクが伴います。
※ 過剰なアルコールの摂取は行わず適切な量を考えてお酒をお楽しみ下さい。