サッポロビールは、2023年2月13日のニュースリリースで「HOPPIN’GARAGE 蟻鱒鳶ール(アリマストンビール)」を、2023年2月13日から ショッピングサイト「Amazon.co.jp」「楽天市場」「HOPPIN’GARAGEストア」にて数量限定で発売すると発表しました。
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【350ml】サッポロ HOPPIN’GARAGE 蟻鱒鳶ール 24本(1ケース)
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ラガー酵母を高温で発酵。時間の経過と共に表情を豊かに変えるビール
どうも。「お酒の価格比較サイト 酒楽-SAKERAKU-」です。
ユーザーイノベーションから生まれたビールブランド「HOPPIN’GARAGE」に新たな数量限定の新商品が登場。
2023年2月13日から数量限定で「HOPPIN’GARAGE 蟻鱒鳶ール(アリマストンビール)」が、ショッピングサイト「Amazon.co.jp」「楽天市場」「HOPPIN’GARAGEストア」にて販売されます。
ニュースリリースによると中味は、
本商品は、「東京・三田のガウディ」呼ばれ17年以上セルフビルドでビルの建築に挑む建築家の岡 啓輔さんと企画しました。建築の常識に捉われない岡さんからインスピレーションを受け、サッポロビールとしては初めて、通常は低温で発酵させるラガー酵母を高温で発酵させる製法に挑戦しました。口にいれた瞬間に広がる高温発酵が生み出す深いコクと鮮烈な苦味、またラガービール特有のすっきりとした飲み飽きないドライな後味が特長です。時間の経過とともにその表情を豊かに変えていくこのビールは、その味や香りの変化を楽しみながら、ゆったりと少しずつ飲むシーンにマッチします。
と、説明されています。
■商品名の由来と「岡 啓輔」さんについて
まずは、商品名。「蟻鱒鳶ール」と書いて「アリマストンビール」と読みます。
今回の企画に携わった、建築家の「岡 啓輔」さんが、東京都の三田で、17年以上セルフビルドで建築中のビル(自宅)「蟻鱒鳶ル(アリマストンビル)」に由来。
この「蟻鱒鳶ル」を「建築するに至った経緯」や「命名の由来」などは、京都にある芸術家などを支援する団体「一般社団法人HAPS」の公式サイトに掲載されているインタビュー記事「僕は建築のいらない世界をずっと夢見てきた。:岡啓輔インタビュー」が、一番詳しく書かれているのではないかと感じたので興味がある方はご一読を。
その記事の中で「蟻鱒鳶ル」命名に関して書かれており、
蟻鱒鳶ルという名前は、信頼する芸術家で友人のマイアミにつけてもらいました。命名料も渡してお願いしました。「アリマス」というのは、「ここにあります」という肯定的な願いを込めてて、「あるかもね」とか弱い感じじゃなくて、「ある」と断言して肯定する感じです。
また、マイアミが「おれは建築のことは知らないけれども、シェラトンとかヒルトンとかトンのついているホテルはイケてる気がする、一流だ」(笑)と。で、「アリマストン」となり、そこで僕が、「漢字がいいんだけどね。」と言って、アリ=蟻、マス=鱒、トン=鳶、としました。陸海空の動物の漢字で、それぞれの動物がしょぼい感じも気に入っています。 僕は建築のいらない世界をずっと夢見てきた。:岡啓輔インタビュー | HAPS | Page 8
と、書かれています。
物や場所の名前というのは、それに対する特長であったり、思いであったりが反映されるもの。
関係の無い人間からすると「そんなのが由来なの?」と思う事もあるでしょうが、この機会に「岡 啓輔」さんに調べてみて、何となく納得がいくような由来のように感じました。
個人的に受け取った印象なのですが、人との繋がりや建築に対する想い、建築家としての表現など、岡さんの人生の全てが有る場所につけてもらった「蟻鱒鳶ル」という名前が色々な思いとリンクして気に入っておられるのかも知れませんね。
岡さんに関しては、私も何となく知っていた程度。
お名前や蟻鱒鳶ルに関しては覚えていなかったのですが、私のように岡さんに関する記事を読んだり調べるうちに「あー。この建物。この方か。」と思い出したという方も多いかも知れませんね。
■「HOPPIN’GARAGE 蟻鱒鳶ール」はどんなビール?
さて、そんな「岡 啓輔」さんが企画に参加したビールがどのようなものなのか。
その辺りの詳しい経緯は、

に、掲載されているのですが……
本題にたどり着くまでの記事が長いので簡単にまとめると、
-
初期提案会社としてなかなか出来なかった事をやろうと発案
まずサッポロビールの人たちには、「会社ではなかなかできなかった、やってみたかったことがあればやってください」と言いました。
-
ヒアリングロンドンで飲んだ常温ビールの味
そのあとに、記憶に残っているビールの話をしていて、昔ロンドンで飲んだ常温のビールを思い出したんです。あれは本当においしくってね……。日本と全然志向が違って、味わうようにゆっくりと飲むビール。
-
方向性を決定難しい「常温でも美味しいビール」にチャレンジ
それを語っていたら、サッポロビールの方が「常温のビールってつくるのが難しいんです」と言っていたので「挑戦してみてくださいよ~」と言ったら、「いい機会だからチャレンジしてみたいかも」みたいな感じになってきて。結果的に、時間が経過して常温になってもおいしく飲める高温発酵のビールをつくっていただきました。
と、掲載されています。
ニュースリリースでは要点のみが切り出されており、
サッポロビールとしては初めて、通常は低温で発酵させるラガー酵母を高温で発酵させる製法に挑戦しました。口にいれた瞬間に広がる高温発酵が生み出す深いコクと鮮烈な苦味、またラガービール特有のすっきりとした飲み飽きないドライな後味が特長です。時間の経過とともにその表情を豊かに変えていくこのビールは、その味や香りの変化を楽しみながら、ゆったりと少しずつ飲むシーンにマッチします。
と、いうのが中味の概要。
ここで意味が分からないのが、ラガービールを醸造する際に使用する「酵母」を高温で発酵させたという点。
日本での、いわゆる「ビール」というと、「ラガービール」の「ピルスナースタイル」が思い浮かびますよね。
この「ラガービール」は、10℃前後の低温で発酵する酵母を使用し、10日前後という長期間で発酵させ、1ヶ月程度の熟成を行って、我々の手元に届きます。
低温で発酵させるので「雑菌が繁殖しにくい」「管理がしやすい」「大量生産に向いている」などのメリットがあり、一定の品質を保ったビールを大量に生産するのにも向いてることから、日本だけでなく世界でも普及しているビールです。
発酵時に、酵母がタンクの底に沈み下面で層を作るので「下面発酵」という製造法でも知られていると思います。
逆に高温で発酵させるが「上面発酵」の「エールビール」です。
大麦麦芽を使用し、15℃から20℃前後で発酵する酵母を使用することで「高温」「短期間」で発酵させるビールのこと。
上面発酵の方が醸造は容易であるとされており、ラガービールが普及するまではスタンダードなビールの醸造方法でした。
昨今では、上面発酵のビール(エールビール)を、ビール大手各社でも、そこそこ発売されているので「エールの方が好き」という方もいっらっしゃるのではないでしょうか。
ビールの醸造には「下面発酵に適した酵母」「上面発酵に適した酵母」が使用され、それぞれに適した酵母がビールの味わいを決めると言っても過言ではないと思います。
さて、ここでもう一度ニュースリリースの意味不明な点を振り返りましょう。
サッポロビールとしては初めて、通常は低温で発酵させるラガー酵母を高温で発酵させる製法に挑戦しました。
まず、思ったのが「上面発酵に適した酵母」で造った「エールビール」で良くないか?という点。
岡さんがロンドンで飲んだビールは「エールビール」だろうし、常温で美味しかったのは、昔ながらの「エールビール」だったのではないかと思われます。
岡さんが提案した「チャレンジ」という点では、提案に沿わない選択かもしれませんが「常温のビールってつくるのが難しいんです」とはならないですよね。エールビールもビールなので。
次に思ったのが、なぜ「通常は低温で発酵させるラガー酵母を高温で発酵させる製法」を選択したのか。
岡さんが提案した「チャレンジ」という点では、整合性が有りますが「通常は低温で発酵させるラガー酵母を高温で発酵」という意味不明なパワーワード。
コストとか考えると「じゃあ、醸造するエールビールの味の方向性を考えましょう」という方向に話が進みそうなのですが、どうして「通常は低温で発酵させるラガー酵母を高温で発酵」させようという方向になったのかがポッピンガレージの記事でもニュースリリースでも語られていないので、ユーザーとしては混乱するワケです。
多分、「会社ではなかなかできなかった、やってみたかったことがあればやってください」という言葉や「チャレンジ」というテーマの部分で、「通常は低温で発酵させるラガー酵母を高温で発酵させてビールを造る」という方向に話が進んだ事は予想出来るのですが……
一番美味しい部分が公式から供給されてないよ!
と、思ったのは私だけでしょうか……
どういう流れで「通常は低温で発酵させるラガー酵母を高温で発酵させてビールを造ろう!」となったのか。
せっかく、ニュースリリースとは別途で記事にしているのに「一番美味しい部分」が書かれていなくて、少しモヤっとします。
機会が有れば、その辺りの流れもお話してほしいですね。
とは言え。今まで聞いたことがない「通常は低温で発酵させるラガー酵母を高温で発酵させる製法」で造られる「HOPPIN’GARAGE 蟻鱒鳶ール」は、味がとても気になるキャッチーなビールなのではないでしょうか。
と。いうことで。
2023年2月13日から数量限定で発売されている「HOPPIN’GARAGE 蟻鱒鳶ール」が気になった方は、ショッピングサイト「Amazon.co.jp」「楽天市場」「HOPPIN’GARAGEストア」にてチェックして下さいね。
なお、「HOPPIN’GARAGE 蟻鱒鳶ール」のセット構成は、「単種12本」「単種24本」「アソート12本」「アソート24本」の4種類。 2023年1月に発売された「大人のチョコミント」とは違う構成になっているので、少しだけご注意ください。
●ニュースリリース抜粋
サッポロビール(株)は「HOPPIN’ GARAGE 蟻鱒鳶ール(アリマストンビール)」を2月13日に数量限定発売します。「HOPPIN’ GARAGE」は魅力的な人々の人生ストーリーと当社の醸造技術を掛け合わせる「ストーリーブルーイング」製法で、多様性あふれるビールを生み出し、これまでにないビールの楽しみ方を提供するブランドです。
本商品は、「東京・三田のガウディ」呼ばれ17年以上セルフビルドでビルの建築に挑む建築家の岡 啓輔さんと企画しました。建築の常識に捉われない岡さんからインスピレーションを受け、サッポロビールとしては初めて、通常は低温で発酵させるラガー酵母を高温で発酵させる製法に挑戦しました。口にいれた瞬間に広がる高温発酵が生み出す深いコクと鮮烈な苦味、またラガービール特有のすっきりとした飲み飽きないドライな後味が特長です。時間の経過とともにその表情を豊かに変えていくこのビールは、その味や香りの変化を楽しみながら、ゆったりと少しずつ飲むシーンにマッチします。
パッケージは、(株)KADOKAWA/ビームコミックスから発売中の、漫画家・新井英樹さんの作品集『セカイ、WORLD、世界』に収録されている岡さんをテーマにした漫画「せかい!! 岡啓輔の200年」の1コマを表現しました。
人間の創造力と想像力、物づくりの悦びが込められた本商品をお楽しみください。
当社は「HOPPIN’ GARAGE」を通して多様性あふれるビールを生み出し、そのストーリーを味わいながら飲むという、新たなビールの楽しみ方を提供することで「新しいお酒のある豊かな社会と生活」に貢献していきます。
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【350ml】サッポロ HOPPIN’GARAGE 蟻鱒鳶ール 24本(1ケース)
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