2020年11月20日に発売された「氷結 無糖レモン ALC4%」「氷結 無糖レモン ALC7%」が、甘い系の缶チューハイが好きな私でも楽しめるか気になったので飲んでみます!
もくじ
キリン「氷結 無糖レモン ALC4%」「氷結 無糖レモン ALC7%」とは?
キリン「氷結 無糖レモン ALC4%」「氷結 無糖レモン ALC7%」は、2020年10月20日に発売された無糖・甘味料不使用の「氷結」です。
2020年12月5日現在、キリン公式サイト内「商品・品質情報(お酒)」によると、無印の「氷結」がカテゴライズされている「スタンダードシリーズ」に分類されます。
無糖の氷結シリーズと言うと、以前から「ZEROシリーズ」の「氷結ZERO シチリア産レモン」「氷結ZERO グレープフルーツ」・ローソン限定「氷結ZERO SEVEN シチリア産レモンライム」が糖類を使用していない商品として販売されているので、「商品のコンセプトがかぶってない?」とか「ZEROシリーズが既に有るのに『氷結 無糖レモン』と言うネーミングに違和感を覚えた」と言う方もいらっしゃるかも知れません。
以前から販売されている「ZEROシリーズ」は、甘味料としてステビアが使用されており、どちらかと言うと普通の「氷結」に近い美味しさでお酒を楽しみつつ健康にも気を配りたいという感じの商品。
対して「氷結 無糖レモン」は、「甘さはいらないが果実感は欲しい」「甘味料の甘さが苦手」と言うユーザーに向けてリリースされているようで、天然甘味料なども使用されておらず、第一のコンセプトに「甘くない」という点が設定された商品。
どちらも結果として「健康面を気にする方」や「糖質を気にする方」がターゲットに含まれるでしょうが、缶コーヒーなどの「無糖」と同じく「甘くない」を強調するネーミングとして「無糖」と名付けられたのではないかと思われます。
ユーザーとしては、「健康は気になるけど多少の甘みは欲しいなぁ……」と、言う方は「氷結ZERO」シリーズを。「果実感は欲しいけど、余計な甘みはいらないんだよなぁ……」と、言う方は「氷結 無糖レモン」を選ぶという選択の幅が広がったカタチだと考えれば良いのではないでしょうか。
商品コンセプトも気になりますが、ユーザーとして最も気になるのは「味」ですよね。
ニュースリリースによると、その味は……
「キリン 氷結®無糖 レモン Alc.7%」について
お酒感をより味わいたい方におすすめの、しっかりとした飲みごたえとキリッと冴えるレモンの果実味が特長です。クセのないウオッカにレモンを一搾りしたような爽快感と報酬感が得られるおいしさです。
「キリン 氷結®無糖 レモン Alc.4%」について
果実感をスッキリと楽しみたい方におすすめの、キュッと締まったレモンの酸味と軽やかな飲み心地の味わいです。居酒屋で飲むシンプルなレモンサワーのような、素直な果実感が楽しめるおいしさです。
と、説明されています。
どちらも決め手は「レモン」のようですが、この説明だけでは少し味が分かりにくい印象ですね。
どうしても味は、限られた文字数だけでは説明しにくく、実際に飲んでみないと分からない部分なのですが、缶に書かれている情報からも「レモン」が決め手である事が分かる記載が有りますね。
それが「氷結 無糖レモン ALC4%」「氷結 無糖レモン ALC7%」ではレモン果汁の割合が違うという点。
これまでの氷結シリーズでも「レモン」系のフレーバーでは「スタンダードシリーズ」「ストロングシリーズ」「ZEROシリーズ」で果汁の割合が違い、それぞれ「2.7%(スタンダード)」「2.6%(ストロング)」「4.2%(ZERO)」に設定されていて、商品の特徴に合わせて果汁の割合も変更されていますが、そのこだわりが「氷結 無糖レモン」にも踏襲されているようです。
それぞれ「氷結 無糖レモン ALC4%」が果汁2.7%、「氷結 無糖レモン ALC7%」が果汁3.4%と、細かく設定されているので、こう言う細かな点からも「氷結 無糖レモン」が「レモン果汁」にこだわって造られているという事が垣間見えるのではないでしょうか。
と、言う事で。
ここからは、「レモン果汁」にこだわって造られたと思われる「氷結 無糖レモン」を飲んでみましょう。
キリン「氷結 無糖レモン ALC4%」を飲んでみる!
アルコール:4%
原材料名:レモン果汁、ウオッカ(国内製造)/炭酸、酸味料、香料
原料原産地:レモンの原産地(アルゼンチン)ウオッカ製造地(日本)
栄養成分等:アルコール分 4%、エネルギー 26kcal、たんぱく質 0g、脂質 0g、炭水化物 0.1g~1.1g、食塩相当量 0.05~0.10g、糖類 0g
キリン「氷結 無糖レモン ALC4%」その味は?
では、「氷結 無糖レモン ALC4%」から飲んでみましょう。
プシュ!
缶を開けて中を覗いて見ると……
液色は透明で一般的なレモンの缶チューハイと言う感じ。
鼻を近づけて香りをかいでみると……
香りが強いと言う感じではありませんが、程よくレモンの香りが広がります。
では、さっそく一口目を。
ゴクリ。
結構、スッキリとした味わいで、かすかに果皮っぽい苦味が広がります。
レモンの酸味はあまり感じませんが、軽い苦味の後にレモンの香りがやって来て、クチの中にレモンの味わいが残りますね。
飲み進めると、味が重なって、クチの中に軽い酸味が残る印象。
酸味と言っても、口の中が段々とキュッとする感じがするだけでレモンを生でかじったように酸っぱいワケではありません。
ソフトドリンクの「キリンレモン無糖」にも似たような味わいかなと。ですが、「キリンレモン無糖」よりも美味しい印象です。
美味いか不味いかと言うと、美味しいですね。
アルコールっぽさが少ないのでゴクゴクと飲みやすい。
ゴクゴクと行けて、丁度良い感じでレモンの苦味や味わいが楽しめ、丁度良い感じでほろ酔いになれる。
食べ物との相性も悪くないと思います。
揚げ物などの油っぽい物から、チョコレートなどの甘い系のおつまみ、おせんべいなども悪くないでしょう。
ただ、ニュースリリースで挙げられていた「脂っこいメニューから白米まで食事を邪魔せず楽しめる商品」の「白米」の部分にはやっぱり違和感を覚えます。
揚げ物などの「脂っこいメニュー」やら「肉」などに関しては「分かる」のですが、「白米」に関しては「どないやねん!」と言う感じ。
うーん。「白米」とのタイマンは無いかな……と。
チャーハンとかピラフとかなら分かりますが、「白米」は無いんじゃないかと。
ワンチャン有るとして、焼き肉にタレをたっぷり絡めて、肉で白米を巻いてクチに入れた後に「氷結 無糖レモン ALC4%」を流し込むってなら有りかも知れない。
個人的に「白米」だけとは合わないと思います。
私の食事の定義は基本的に「白米を中心とした炭水化物とおかずの摂取」なので、ニュースリリースの「食事を邪魔せず楽しめる」と言う文言には違和感を覚えるのですが、パンやピザなど「麦」やフライドポテトなど「じゃがいも」を中心とした「洋食系な食事」なら悪くないかも。
白米と合うって言うのは言い過ぎだと思います。
が、チョコレートとかの甘い系から、肉や唐揚げ、コロッケなどの揚げ物など、色々な「おつまみ」との相性の幅は広そうです。
私としては、スタンダードシリーズの「氷結 シチリア産レモン」よりも好きかな。
個人的に缶チューハイは、単体の飲み物として飲める甘い系が好きなのですが、幅広い「おつまみ」との相性が良さそうな「氷結 無糖レモン ALC4%」も悪くないですね。
キリン「氷結 無糖レモン ALC7%」を飲んでみる!
アルコール:7%
原材料名:レモン果汁、ウオッカ(国内製造)/炭酸、酸味料、香料
原料原産地:レモンの原産地(イタリア・アルゼンチン)ウオッカ製造地(日本)
栄養成分等:アルコール分 7%、エネルギー 43kcal、たんぱく質 0g、脂質 0g、炭水化物 0.1g~1.1g、食塩相当量 0.07~0.12g、糖類 0g
キリン「氷結 無糖レモン ALC7%」その味は?
では、続いて「氷結 無糖レモン ALC7%」を開けてみましょう。
プシュ!
こちらも液色は透明で一般的なレモンの缶チューハイと言う感じですね。
香りの印象も「ALC4%」とあまり変わりなく、程よくレモンの香りが広がります。
では、一口目を飲んでみましょう。
ゴクリ。
レモン果皮っぽい苦味は「氷結 無糖レモン ALC7%」の方が少ない感じ。
先に飲んだ「ALC4%」よりもスッキリとした感じで、より「レモン水」っぽさが増しているような。
全体的にスッキリしていて飲みやすい印象。
基本的には「ALC4%」と同じように、苦味の次にレモンっぽさを感じ、飲み進めるとクチの中で酸味が重なる感じがします。
でも、「ALC4%」よりも「ALC7%」の方がよりスッキリしているかな。
ただ、「ALC4%」は1本飲んでも軽く酔った程度でしたが、「ALC7%」はアルコール7%だけあって「酔った」と感じるまでの時間が早いですね。半分くらい飲んだ時点でそこそこの酔いが回ってきました。
美味しいか不味いかと言うと、美味しいと思います。
ただ、「氷結 無糖レモン」の両方に言える事ですが、「氷結 無糖レモン」単体で美味しいと言うよりも、何か美味しい「おつまみ」と合わせて、より美味しさを感じられるのではないかと。
単体で「氷結 無糖レモン」で飲んだ時には「悪くないな」と言う感じで、「すごく美味しい!」と言う程ではないかも。何か「おつまみ」を用意して、「氷結 無糖レモン」との相乗効果でポテンシャルが発揮されるのではないでしょうか。
基本的には食事の相性など「ALC4%」と感想はあまり変わりませんが、よりスッキリとした感じで、酔うまでの時間が短いのが「氷結 無糖レモン ALC7%」だと感じました。
キリン「氷結 無糖レモン ALC4%」「氷結 無糖レモン ALC7%」まとめ
どちらも悪くなかったですね。
甘い系の缶チューハイが好きな私でも十分楽しめました。
個人的に、普通の氷結や氷結ストロングよりも「氷結 無糖レモン」の方が好きかも知れません。
私の缶チューハイの飲み方として多いのが、軽く食事をして、胃にたべものを入れてから、缶チューハイを単体、もしくはスナックなどの軽めのおつまみで楽しむと言う感じ。
なのですが。
こと、「氷結 無糖レモン ALC4%」「氷結 無糖レモン ALC7%」に関しては「おかず」などの「食事」と一緒でも楽しめるかもと思いました。
ニュースリリースでも書かれていましたが「ビール類ユーザーのお客様にも満足いただける」と言うコンセプトにも合致している気がします。
おかずなどをつまみにして飲むと言う飲み方って、私の場合はビール類での飲み方。
ビール類のお酒を楽しむ時には、おかず系のおつまみを食べながらビールを楽しんで、途中やシメにお茶などと一緒に白米などの炭水化物を食べるか食べないかみたいな感じが私のビールの飲み方なんですよ。
今回発売された「氷結 無糖レモン ALC4%」「氷結 無糖レモン ALC7%」の味わいからも、そういった飲み方を想定して、ビール類の代替を狙った感じが読み取れます。
ニュースリリースの白米との相性が良いみたいな感じの書き方には疑問が有りますが、脂っこいおかず系のメニュー、ビール類を飲む際に「おつまみ」として食べる物との相性の良さは「氷結 無糖レモン ALC4%」「氷結 無糖レモン ALC7%」を単体で飲んだ際にも感じ取れました。
ビール類との代替として考えた場合、刺し身などの「生もの」との相性は疑問が残りますが、イケる人は「氷結 無糖レモン ALC4%」「氷結 無糖レモン ALC7%」でもイケるかも。
個人的に「生もの」をつまみとして食べる場合は、ビールやら日本酒やらが欲しくなるから、居酒屋などでチューハイを飲んでいて刺し身などに手をつける時には「別にビールなどを注文する」か「お茶で口をリセットしてから生ものに手をつけて食べ終わったらお茶で口直しをしてからチューハイに戻る」感じなので、私としては生ものと一緒にってのは無しなのですが、普通のチューハイよりも「氷結 無糖レモン ALC4%」「氷結 無糖レモン ALC7%」だったら「生もの」もイケそうかもと思わせるくらいの可能性は有りました。
また、無糖なのでチョコレートやクッキーなどの「甘い系」のおつまみとの相性も良さそうです。
「せっかく無糖なのに糖分を摂取してどうすんだ」
と、思われるかも知れませんが、無糖だからこそ、甘いお菓子の甘みがや味わいが引き立つって場合が結構有ります。
例えば、そこそこの需要が有るのにあまり見かけない「ジャワティストレート」なんかが良い例なのですが……
この「ジャワティストレート」とクッキーやチョコレートの相性って抜群なんですよ。
一緒に味わうと、紅茶の味わいもお菓子の味わいも引き立つと言う……。
糖分が入ってる紅茶飲料やコーヒー飲料、もちろん糖分が入ってる缶チューハイなどでも、それ単体で味が成立するように調整されていますよね。
単体で味が成立するようにバランスが取られている物を飲んでいるのに、更に甘いものを口に入れるとバランスが崩れてしまってクドく感じるのでしょう。
逆に「無糖」の場合、クッキーやチョコレートなどの甘い食べ物と一緒に飲んでも、余計な糖分が入っていないから味わいのバランスを崩しすぎない。
今回は「氷結 無糖レモン ALC4%」「氷結 無糖レモン ALC7%」を単体で飲みましたが、甘い系おつまみとの相性の良さも可能性として感じられました。
その美味しさには、カフェインやアルコール・糖分など、依存性がある物質の相乗効果が関係している部分も有ると思うので、ほどほどにとは思いますが……。
ちなみに、糖類だけでなく、油脂や炭水化物などお酒に合う食べ物にもゆるやかな依存性に繋がる物質は多く、アルコールとそれらの食べ物の組み合わせによる相乗効果で習慣化に繋がる場合が有ると思います。
健康面を気にして「無糖」のお酒を選ばれるなら、合わせる食べ物にも気をつけて、バランスの良い食事と一緒にお酒を楽しんで頂ければと思います。
と、少し話がそれましたが……
今回飲んだ「氷結 無糖レモン ALC4%」「氷結 無糖レモン ALC7%」は、どちらも色々なおつまみとの相性が良さそうな缶チューハイ。
と、言うか。何か食べ物と一緒に楽しんで真価を発揮しそうな缶チューハイですね。
もちろん、個人個人の好みは有るので、美味しいと感じる人も不味いと感じる人も居ると思いますが、私としては飲みやすく色々な食べ物に合わせやすそうな良い感じの缶チューハイと言う印象です。
皆さんの好みに合うかは、実際に飲んでみて確かめて下さいね。
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