アサヒビール株式会社（本社東京、社長　松山一雄）は、スタンダードビールとして7年ぶりの新ブランド※『アサヒザ・ビタリスト』を4月15日から発売します。

『アサヒザ・ビタリスト』は、爽快な苦みとスッキリとした後味が特長のビールです。ホップに爽やかな香りと苦みが特長の「タラス」と「ヘルスブルッカー」を一部使用するとともに、「スーパードライ」でも使用しているキレを生み出す「318号酵母」により“もう一口飲みたくなる味わい”を実現しました。商品名である「BITTER-IST（ビタリスト）」は “苦みを愛する大人”という敬愛の念を込めています。缶体パッケージは、黒をベースに黄金の「Asahi」ロゴを270度に渡って大胆に配置しています。

お客さまが求める理想の味を追求し、ビールの味わいの一つである“苦み”を磨き上げました。本商品の発売を通じてビールの新たな魅力をお客さまに提案することで、アサヒグループが掲げる “期待を超えるおいしさ、楽しい生活文化の創造”に取り組みます。

※：既存ブランド派生品、数量限定、地域限定、販売先限定、プレミアムビールを除く

　と、説明されています。

　では、「アサヒザ・ビタリスト」が「どのような商品」なのか、ニュースリリースなどを参考にしながらチェックしてみましょう。

アサヒ「ザ・ビタリスト」とは？

　アサヒ「ザ・ビタリスト」は、アサヒビールで「7年ぶりに発売されるスタンダードビール」の新ブランド。

　その中味は、「爽快な苦み」と「スッキリとした後味」が特長のビール。

　原材料に、ホップに爽やかな香りと苦みが特長の「タラス」と「ヘルスブルッカー」を一部使用するとともに、「スーパードライ」でも使用されているキレを生み出す「318号酵母」によって「もう一口飲みたくなる味わい」を実現されたそうです。

　さて、ニュースリリースや冒頭の説明を読んで、

「7年ぶりのスタンダードビール？でも、アサヒって色々なビールを新発売してなかった？」

　と、思われた方も多いのではないでしょうか。

　ポイントとしては「スタンダードビールの新ブランド」という部分。

　この7年間に、アサヒビールでは既存ブランド派生品「スーパードライ瞬冷辛口」や、プレミアムビールブランド「食彩」、地域限定ブランド「花鳥風月」などのビールが通年商品として発売されていますが、「全国発売」される「通年商品」の「スタンダードビールブランド」としての新展開としては「7年ぶり」ということ。

　ニュースリリースには、注釈で「※：既存ブランド派生品、数量限定、地域限定、販売先限定、プレミアムビールを除く」と書かれているので、例に挙げたビールブランドはカウントに含まれないというワケですね。

　7年前に発売された通年販売のスタンダードビールブランドというと、2018年4月17日に発売された「グランマイルド」以来の「スタンダードビールブランド」ということになるのでしょうか。

　この際は、酒税法の改正により「ビールの定義変更」が行われ、副材料の規制が緩和された事を受けて高アルコールのビールにおける問題点を副材料のレモングラスで解決するという新コンセプトのスタンダードビールとして登場したという記憶があります。

　今回の「ザ・ビタリスト」は、2026年の酒税法改正によって行われるビール系飲料の酒税が統一に先んじて、新たな価値観のスタンダードビールブランドをリリースする事により、「アサヒスーパードライ以外のスタンダードビール」という選択肢を用意しておく事で、あらかじめ来年の変動に対する準備とするという感じがしますね。

　正直、お手頃価格でスッキリと飲みやすい「発泡酒」や「新ジャンル」といった商品が「そこまでお得じゃなくなる」という酒税法の改正にはメーカーの努力を無にする悪意しか感じませんが、こういう節目に「新たな美味しさと価値観を提案する商品」が登場するのも事実。

　消費者としては、価格という点で悩ましい時期が訪れますが、アサヒビールが来年に向けて準備したと思われるスタンダードビールの新ブランド「アサヒザ・ビタリスト」の「味」や「価格」を、今から確かめておくというのも悪くないかも知れません。

と。いうことで。

　2025年4月15日から通年商品として発売される「アサヒザ・ビタリスト」が、気になった方は、発売日の前後にお近くのスーパーマーケットやコンビニなどの酒取扱店で「アサヒザ・ビタリスト」を探してみてくださいね。

●ニュースリリース引用
アサヒビール株式会社（本社東京、社長　松山一雄）は、スタンダードビールとして7年ぶりの新ブランド※『アサヒザ・ビタリスト』を4月15日から発売します。

『アサヒザ・ビタリスト』は、爽快な苦みとスッキリとした後味が特長のビールです。ホップに爽やかな香りと苦みが特長の「タラス」と「ヘルスブルッカー」を一部使用するとともに、「スーパードライ」でも使用しているキレを生み出す「318号酵母」により“もう一口飲みたくなる味わい”を実現しました。商品名である「BITTER-IST（ビタリスト）」は “苦みを愛する大人”という敬愛の念を込めています。缶体パッケージは、黒をベースに黄金の「Asahi」ロゴを270度に渡って大胆に配置しています。

お客さまが求める理想の味を追求し、ビールの味わいの一つである“苦み”を磨き上げました。本商品の発売を通じてビールの新たな魅力をお客さまに提案することで、アサヒグループが掲げる “期待を超えるおいしさ、楽しい生活文化の創造”に取り組みます。

※：既存ブランド派生品、数量限定、地域限定、販売先限定、プレミアムビールを除く

【出典】『アサヒザ・ビタリスト』4月15日発売爽快な苦みとスッキリとした後味が特長のビールスタンダードビールとして7年ぶりの新ブランド

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