キリンビールは2015年1月28日のニュースリリースにてアルコール度数1%。低アルコール商品「バタフライ」を同年3月10日に新発売すると発表しました。
キリンビール株式会社(社長 布施孝之)は、アルコール1%の新商品「キリン バタフライ 気楽にいこう!アップル/ゆけ、ゆけ!ジンジャー/のんきに紅茶」の3種を3月10日(火)より全国で発売します。品種は、全て250ml缶です。
近年、RTD市場はお客様の嗜好や飲み方の多様化により、拡大傾向が続いています。当社が実施した調査によると、20代の男女9割以上が「お酒を飲むことが好き」と回答していますが、他の年代と比較するとお酒を飲む頻度が低いことが明らかになりました。その理由として「忙しくて飲む時間がない」「翌日の仕事が気になる」「酔うと趣味が楽しめなくなる」などの意見が多く見受けられます。また、「容量が多くて飲みきれない」「アルコール度数が高い」など、日常の中でお酒を“がっつり”と飲むことに抵抗を感じている人や、翌日を考えてお酒を飲みたくても控える人が多い傾向にあります。
こうした背景を受け、アルコール度数を1%に抑え、容量を飲みきりサイズの250mlにした当商品の開発に至りました。気分転換や趣味の合間など、さまざまなシーンで気軽に楽しめる「バタフライ」シリーズは、現代の若者のお酒に対する価値観や生活スタイルを反映しており、身体への負担が少なくお酒を気軽で身近なものに感じてもらえる商品です。
当社は、多様化するお客様のニーズに応えるとともに、RTD市場のさらなる拡大を目指します。中味について
りんごのお酒「シードル」を使用し、お酒ならではの「嗜好性」「爽快感」を持った味わいです。
<気楽にいこう!アップル>
アップルの豊かな風味と、ゴクゴク飲める爽やかな味わいが特長です。
<ゆけ、ゆけ!ジンジャー>
ジンジャーの刺激が癖になる、すっきり爽やかな味わいが特長です。
<のんきに紅茶>
華やかな香りと、紅茶の奥深く心地良い味わいが特長です。ネーミングについて
「バタフライ」というブランド名で気軽さを、ユニークなフレーバー名は気分で選べる楽しさを表現しました。パッケージについて
印象的な蝶のロゴマークにカラフルな配色で、ポップでスタイリッシュなデザインに仕上げました。
低アルコール商品も面白いかも知れない!
私は昔からお酒が強いと言うワケでは無いけどお酒は好きと言うタイプ。
バーボンとかウィスキーとかも嫌いじゃないけど、最初はストレートかロックで飲んで、そのままの味を少量で楽しみ
その後、水やソーダで割って、自分の心地よい濃さで楽しむと言うのが私のスタイルだったりします。
最近、チューハイでも5%~8%などビール以上のチューハイ商品が増えて安く酔える商品ってのが流行りだして困るのが
余ってしまうと言う事
歳とともに「少し弱くなってきてるなぁ」っと言う思いもあったので、今回のニュースリリースで発表された商品「バタフライ」は面白いと思いました。
スリム缶250mlでアルコール度数1%
それ以前にツッコミどころ満載の商品ですが・・・
スリム缶250mlと言うのはアルコールでは珍しく面白いですね。
250mlと言うとビールや水割り缶とか短く太いと言うか350mlとかと同じ太さの商品を思い出しますが
スリム缶で250mlと言う事で逆に目立ちそうな感じがします。
「飲みきり」と言う点では、太く短い250ml缶でも良い様な気がしますが、最近はエナジードリンクとかでもスリム缶を見かける事が多いので、それらのイメージで注目を集められる可能性はありますね。
「飲みきれない」と言う点では、容量が多くてもペットボトルや瓶など残しておけるタイプでも良いような気がしますが、開封した時点から劣化やら炭酸が抜けたりと言うイメージも有りますし、容量が多いと言うのはやっぱり低アルコールを求める人にはマイナスなのかも知れませんね。
ちなみに、本体サイトの「酒楽-SAKERAKU-」では、「タカラcanチューハイ超冷チルド」や「タカラcanチューハイ」のペットボトル500mlなどへのアクセスも結構あるので、飲みきれなかった分を栓を閉めて残しておける「ペットボトル」や「瓶」「リターナブル缶」などの需要はそこそこあるかも知れませんね。
そんなネーミングで大丈夫か?
なんで「バタフライ」と言う商品名になったのかや、フレーバー名があんな感じなのか
ネーミングについて
「バタフライ」というブランド名で気軽さを、ユニークなフレーバー名は気分で選べる楽しさを表現しました。
とは、ニュースリリースで記載されていますが詳しくは分かりません。
でも、250mlスリム缶と言うのは何となく「ノスタルジック」な感じが1970年代やら1980年代に育った人にはするのではないでしょうか。
なんか、それくらいの年代の人がメインで開発に関わっている気がしますね。
それくらいの年代のお鍋とか台所まわりの物でモチーフになっていた印象の強い、「蝶々の柄」
あと、お花柄とかも頭に浮かびますが。
そのくらいの年代でジュースとか缶の飲み物と言うと「250mlスリム缶」
そう言った印象が商品のネーミングやデザインに入れ込まれている気がします。
<気楽にいこう!アップル>
<ゆけ、ゆけ!ジンジャー>
<のんきに紅茶>
と、言うフレーバー名もどことなく、その辺りの年代のテイストやら戦隊モノの雰囲気を入れ込んでいる気がします。
いや・・・。まあぁ。何となく雑な感じもしますが。
フォントと言うか商品名やらフレーバー名の書体とかを見た感じも、そう言う雰囲気を入れ込んでいる感じがしますね。
多分、250mlスリム缶の印象から狙ったネーミングやデザインの様な感じを受けます。
聞いたワケじゃないので個人的な印象ですけど。
当たるかどうかは分かりませんが、「デザイン」「ネーミング」「コンセプト」なども面白い商品になるのではないでしょうか。
問題は値段だ!
さて、この商品「オープンプライス」です。
現在のチューハイ系の商品。
350mlで140円~170円くらいまで結構幅がありますね
250mlで人気の無さそうな安売り商品をネットでケース買いとして1本90円くらい。
280mlでそこそこ売れそうな物をネットでケース買いしたとして120~140円くらい。
いずれもアルコール度数3~4%くらいかな。
ちょっと前に何となくコンビニで買った「カルピスサワー完熟マンゴー」が173円でビックリしました。
350mlのノンアルコールカクテル飲料がネットでケース買いしたとして110円~120円くらいかぁ・・・。
で、アルコール度数1%、250mlの「バタフライ」ですが、どのくらいの値段設定を基本として降ろされるのかですよね。
私は酒販売の関係者ではない一般人なのでわかりませんが
高くて130円~140円くらいでしょうか?
アルコールが弱いからと言って
「アルコール度数が低くて、容量が少ない事に価値を感じて金を出す!」
と、言う事では無いと思います。
正直、既存のチューハイ商品をちびちび飲みながら1~2時間アルコールを楽しめれば、それはそれでOKですからね。
この内容でどれくらいのお得感やら価値観を打ち出していけるのかが成功の鍵になりそうです。
飲み物として美味しかったら、130円近辺で売れそうですけど。
うーん。まとめてみて感じましたがお店側から見ると扱いに困りそうな感じもしますね。
取り敢えず、コンセプトは面白い商品なので発売日を楽しみにしたいと思います!
【追記】2015年3月9日
1ケースの梱包内容が何本か分からなかったので、酒楽-SAKERAKU-における仮の設定として1ケース24本としていましたが、一般的なスリム缶の梱包内容1ケース30本である事が分かりましたので変更・更新しました。
ついでに、ショップでの価格も出てきているので1本辺りの値段を計算してみたところ、110円台前半~130円台前半(送料含む)くらいでした。
大体は予想どおりですね。
実店舗での店頭価格がどれくらいになるかは明日の販売開始以降に。
「酒楽-SAKERAKU-」からのお知らせです。
今回紹介した【キリン】バタフライを「酒楽-SAKERAKU-」にて、価格比較出来るよう検索対象に追加しました。
【キリン】バタフライの価格情報が気になる方は以下のリンクよりご覧頂き購入の際の参考にして下さい。
※注意※ 販売時期まで期間が御座いますので、この記事を投稿した時点の検索結果は予約受け付けが有る程度だとご理解下さい。
※注意※ 【キリン】バタフライに関し、1ケースの梱包内容など一般人には公表されておりません。メーカーの販売予定数に記載されている内容から、仮として「1ケース24本」としておりますが、250mlスリム缶のスタンダードな梱包内容「1ケース30本」の可能性も御座います。確定致しましたら訂正致しますので、下記の内容は仮の物だと言う事をご了承下さい。
価格比較「酒楽-SAKERAKU-」【キリン】バタフライ
気楽にいこう!アップル
【250ml缶】キリン バタフライ 気楽にいこう!アップル 30本(1ケース)
ゆけ、ゆけ!ジンジャー
【250ml缶】キリン バタフライ ゆけ、ゆけ!ジンジャー 30本(1ケース)
のんきに紅茶
【250ml缶】キリン バタフライ のんきに紅茶 30本(1ケース)