サントリーは5月12日発表のニュースリリースにて「サントリー クラフトセレクト」シリーズ第二弾〈スペシャルビター〉〈メルツェン〉を同年7月21日に発売すると発表しました。
サントリービール(株)は、多彩で個性的な味わいをご提案するビール「サントリー クラフトセレクト スペシャルビター」「同 メルツェン」を7月21日(火)から全国で新発売します。
近年日本では多彩な味わいのビールを楽しむニーズが高まっています。当社は、世界に100種類以上あるビアスタイル(ビールの種類)を通じて、多彩で個性的な味わいを楽しめる「サントリー クラフトセレクト」シリーズを数量限定で発売しています。今回は、5月12日(火)に発売する第一弾「ペールエール」「ブラウンエール」に続き、第二弾として「スペシャルビター」「メルツェン」の2種類を同時発売します。
●「サントリー クラフトセレクト スペシャルビター」
北米産ビターホップ一部使用による“しっかりとした苦味”と、爽やかな香りが特長の希少品種シトラホップを一部使用したレイトホッピング製法※1による“キリッとキレの良い苦味と爽やかな香り”を実現しました。
※1 麦汁煮沸終了前後の最適な時期にホップを投入する製法
●「サントリー クラフトセレクト メルツェン」
香ばしい麦の香りが特長のカラメル麦芽を一部使用するとともに“贅沢長期熟成製法※2”を採用することで、まろやかな麦の味わいを実現。またアロマホップ100%使用により心地よい余韻の後口に仕上げています。
※2 当社主要スタンダードビールと比べ熟成期間の基準を約3割長く設定
「サントリー クラフトセレクト」シリーズ共通のデザインとして、お客様に多彩な味わいを分かりすくお伝えできるよう、目を惹く鮮やかな色合いをベースにして、シンプルで洗練されたデザインに仕上げました。また、味の特長が一目でわかりやすくお伝えできるよう、裏面デザインには“味わいチャート”を入れています。
もくじ
第ニ弾は「スペシャルビター」と「メルツェン」
「サントリー クラフトセレクト」シリーズ第一弾に続いて7月21日に第二弾である「スペシャルビター」「メルツェン」が発売される。
最近は地ビール人気などもあり、色々なビアスタイルの「ビール」を飲む機会が昔より増えたとは言え、日本のビールと言えばラガー系スタイル「ピルスナー」
あっさりした「のどごし」と「苦味」が日本の気候に合い長い間ほかのスタイルは広まらず「日本のビール」と言えば「ピルスナー」だったらしい。
大きく分類してビールの系統には、下面発酵のビール「ラガー」と、上面発酵のビール「エール」の2種に分けられる。
「ピルスナー」は下面発酵のビール「ラガー」のスタイルの一つである。
だが、世界には100種類以上あるビアスタイルがあり、それらを気軽に楽しめると良いよねーっと言うのが「クラフトセレクトシリーズ」のコンセプトっぽい。
「スペシャルビター」とは?
僕らの味方「Wikipedia」にまとめられていなかったので説明的なモノを色々探しました。
googoleブックスに置いてあった「ビール辞典(外部サイト)」の説明が一番分かりやすい気がします。
この本の説明を見た感じと、サントリーの「クラフトセレクト スペシャルビター」商品説明を見た感じ、本商品は「アメリカン・スペシャルビター」を参考に作られている気がしますね。
イギリスのパブで一般的な辛口ビール。イギリスでエールと言えば、このスタイルを指すほど「普段飲み」の定番。
炭酸は弱めだが、ボトル入りの場合二酸化炭素(炭酸)が多く含まれる事がある。
フルーティな甘みと苦味のバランス良く仕上がっているのが特徴。
生産地によって性質が細かく区別される。アメリカン・スペシャルビター
北米産または類似のホップを使用した、どのビターよりも芳醇で強い麦の甘み。ホップの苦味を持つフルボディ。
≫ビール辞典の49ページ(外部サイト)
この記事を探している時に目にする事が多かった「フラーズのエクストラ・スペシャル・ビター」とは、また違った感じのビールの様です。
爽やかな香りが特長の希少品種シトラホップを一部使用と言う事で、サントリー独自の味付けもしているみたいですので、どの様なアレンジがされてるかなども「アメリカン・スペシャルビター」スタイルのビールを飲んだ事が有る人には楽しみの一つではないでしょうか。
「メルツェン」とは?
こちらも「Wikipedia」にまとめられていなかったので「コトバンク(外部サイト)」から説明を引用。
ドイツ南東部のバイエルン州に産するラガービールで、その年最後の醸造を3月に行ってつくったもの。ラガービールは低温発酵を行うため、冷蔵設備のない時代には、冬期にしか醸造できなかった。腐敗を防ぐため、アルコール度数が5.5~6度とやや高めで、抗菌作用のあるホップも多めに用いた。色みはさまざまなものがあるが、典型的なものはやや濃いめ。次の年の醸造が始まる9月下旬から10月初旬に、夏の間に腐敗せず持ちこたえたビールを主要メーカー各社が持ち寄り、州都ミュンヘンでこれを飲む祭典「オクトーバーフェスト」で知られる。◇「メルツェン」は「3月」の意。なお現在のオクトーバーフェストは、世界中から観光客が集まる大イベントであり、各社工夫を凝らしたさまざまなビールを出品する。
他にも調べてる時に色々読みましたが、ドイツのビールで大まかな種類としては「ラガービール」
過去にはドイツで9月に行われる「オクトーバーフェスト」の為に作られたビールと言う記述も見かけました。
味についての記述はあまりなく 昨今、色なども変わってきてるみたいですけど、「赤茶色」で「麦汁の濃い」ビールと言う記述を多く見かけました。
●「サントリー クラフトセレクト メルツェン」
香ばしい麦の香りが特長のカラメル麦芽を一部使用するとともに“贅沢長期熟成製法※2”を採用することで、まろやかな麦の味わいを実現。またアロマホップ100%使用により心地よい余韻の後口に仕上げています。
と言う、説明やパッケージデザインなどからも、本場「メルツェンビール」の特徴を表現しようとしている気がします。
また、サントリーは 1977年に発売した「メルツェンビール」、2003年に発売した「茜色(あかねいろ)の芳醇(ほうじゅん)」など 過去に「メルツェン」スタイルのビールを発売しています。
往年のサントリーファンの中には昔飲んだ「メルツェンビール」の味を飲み比べと言う楽しみを持つ人も居るかも知れませんね。
また、「クラフトセレクトシリーズ」を楽しみにしている最近のファンの方にも、過去2回も商品化しているモノなので期待して良い商品かも知れません。
まぁ。商品説明に その記述が無い所を見ると、ハードル下げたいのかも知れませんが・・・。
今回のラインナップも面白そうです。
地ビールを見かける事は多くなりましたが、気軽に買えたり味わったりと言う機会は少ないです。
日本で手にするビールの大半が「ピルスナー」スタイルのビールですので、こう言うチャレンジングな商品を切っ掛けに色々なタイプのビールを試してみるのも良いかも知れませんね。
ビアスタイルと言う以外でも、最近ではビアカクテル商品の注目度が上がっている気がします。
売れるか売れないかは別として、メーカーが定期的に色々な挑戦をしてくれると消費者としても楽しいものです。
サントリーさんだけじゃなくて、他のメーカーにも頑張って頂きたいですね!
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