当サイトでは2019年7月に、サントリー「頂〈いただき〉」が、製造終了している事を「頂〈いただき〉」のブランドサイトにて確認しました。
一時期は一億本達成。「頂〈いただき〉」が2年目で製造終了
上の画像では見づらかったので文字の部分だけ切り抜きましたが、「頂〈いただき〉」も製造終了したようです。
記事にはしていなかったのですが、2019年4月に「頂〈いただき〉」の派生商品である「頂〈極上ZERO〉」が製造終了していたのを確認していたので、「頂〈いただき〉」もそのうち製造終了するのではないかと思っていたら、2019年7月にサントリーのサイトを見ていた時に商品一覧から消失しているのを確認。 「頂〈いただき〉」のブランドサイトを探してみたところ、「頂〈いただき〉」が製造終了した事を知らせる一文が追加されておりました。
サントリーの新ジャンル「頂〈いただき〉」は、2017年7月4日に「高麦芽量」「高醗酵」「高炭酸」の3つを兼ね備える新ジャンル商品として発売されました。
中味としては、旨味麦芽を中心に麦芽をふんだんに使用し、アルコール7%に設定する事で「力強いコク」「飲みごたえ」を実現し、高い炭酸ガス圧の刺激により「飲みやすさ」も両立した商品でした。
2018年2月6日にはアルコールを8%にアップすると共に、使用する麦芽量を増量する事で「麦芽由来の力強いコク」を更に強化。また、醸造条件の最適化による後味の改善も行い、より満足度の高い新ジャンル商品にリニューアルされました。
このリニューアルのニュースリリースが発表された時点で、2017年6月29日出荷分から10月末の累計(350ml缶換算)にて6000万本を突破。2018年2月22日に発表されたニュースリリースでは、2017年6月29日出荷分からの累計(350ml缶換算)で1億本を突破した事も発表されました。
ネーミングのインパクトや、ストロング系の新ジャンル商品として覚えている方も多いと思います。
2018年4月17日には、旨味麦芽を使用しアルコール度数を7%まで高めたことで、糖質ゼロでありながら味に厚みのある飲みごたえを実現した「頂〈極上ZERO〉」を発売するなどのシリーズ展開も開始。
一見、順調そうな「頂〈いただき〉」シリーズでしたが、2019年7月現在においてシリーズ商品の全てが製造終了されたそうです。
ストロング系の新ジャンル商品と言うと、サッポロが2018年6月から「LEVEL9 贅沢ストロング」を発売していましたが、こちらも2019年4月までに製造を終了していますね。
ストロング系が好きという方にとっては他には無いストロング系の新ジャンル商品として「頂〈いただき〉」シリーズや「LEVEL9 贅沢ストロング」を選択する方も多かったと思いますが、2018年3月に発売されたキリンの「本麒麟」が大きく流れを変えた気がします。
サッポロも「本格辛口」を発売し、サントリーも「金麦〈ゴールド・ラガー〉」や「マグナムドライ〈本辛口〉」を発売するなど、「よりビールに近い味わい」の商品をリリースし、ストロング系から本格的な味わいの新ジャンル商品に軸足を変更している事が分かります。
やはり、キリン「本麒麟」のインパクトは大きかったのでしょう。
缶チューハイのようにストロング系と言うだけではビール類でシェアを得るのは難しかったのかも知れませんね。
2019年7月14日現在、ネットでの出品状況を見てみると「頂〈いただき〉350ml缶」が少し残っているみたいですが、最後の最後と言う感じですね。
正確な製造終了時期は分かりませんが、この在庫状況をみた感じだと「頂〈極上ZERO〉」と同様に「頂〈いただき〉」も、2019年の3月頃には製造終了していた可能性も有りますね。
残っている可能性は低いですが、「頂〈いただき〉」が好きで最後にもう一度飲んでみたいと言う方は、ダメ元でチェックしてみてはいかがでしょうか。
最後にケースで確保出来るかも知れません。
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【350ml】サントリー 頂〈いただき〉 24本(1ケース)
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